インコがかかる病気の症状|3つの予防で寿命が延ばせる

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今回はインコの病気についてお話致します。鳥にも、人間と同様、様々な病気があります。

風邪や下痢をはじめとする、骨の異常や目の異常、羽毛の異常や、姿勢の異常、嘴の異常、卵つまりなど様々なものに分けられます。

インコがかかりやすい病気、その対処、治療方法についてをピックアップしてお伝えしたいと思います。

 

インコがかかりやすい病気について

中でもよく耳にするPBFDメガバクテリア(AGY、マクロラブダス症)の二つの病気についてお話致します。

PBFDについては鳥類を飼われている方にとっては、一度は耳にした事がある病気かもしれません。

 

これはウイルス性の嘴、羽毛病です。正式名称は『psittacineBeakandFeatherDisease』。

サーコウイルスというウイルスによっておこる感染が原因とされています。しかしながら、2016年現在でも、ワクチンや、発症後の確固たる治療薬はない難病です。

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主な感染経路としては、

  • 感染鳥との接触感染
  • 感染鳥の糞からの空気感染(乾燥するとウイルスは舞い上がりやすくなるためおこります)
  • 感染鳥に使用した鳥用品を消毒せずに、感染していない鳥へ使用した場合

などがあげられます。

 

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病気にかかりやすいインコの種類

全ての鳥がこの病気にかかるわけではありません。

特にかかりやすい種類としてはセキセイインコの他に、オウム、白色オウム(コキサカオウム、キバタン、コバタン等)があげられます。

 

反対に文鳥や九官鳥は感染しないことがわかっています。ちなみに、年齢としては1~2歳の幼鳥が最も感染しやすいとされています。

希に5歳以上の成鳥でも感染する場合があります。

 

 

よく見られる症状

症状としてまず、一番に急激な羽毛の脱羽です。他には、

  • 換羽後の変形な
  • 異常な羽根が生えてくる
  • 羽根が完全に生える前に抜け落ちてしまう
  • 脂粉の減少
  • 食欲不振
  • 下痢
  • 嘴の変形
  • 腫瘍化
  • 免疫不全

 

などがあげられます。

又、抜けた羽根の根元に血液が固まったものが付着していたりします。(多くはこの異常で気づく)まずは羽毛の異変に気づく事が大切です。

そのために、日頃から羽根の観察は行っておきましょう。何事も早期発見が大事ですからね。

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病気が進行してしまうと…。

病気が進行すると、やはり一番にわかるのが体重減少です。食欲不振や、下痢などといった症状が続いてしまうと覿面です。

次に性格の変化です。今までは人懐こかった子が急に臆病になったりします。

最終的には、免疫不全による、他ウイルスへの二次感染により落鳥(死んでしまうこと)してしまいます。

 

 

インコの病気の検査方法・治療について

検査方法

まずは検査をし、確定かどうかを調べる必要があります。判断は血液検査で行います。

ウイルスが陽性であれば確定です。1~2滴程の血液で調べる事が可能です。

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また、羽根を数枚抜いて(自然と落ちたものはNG)調べる動物病院や、時間の検査機関に送るという方法もあります。

もしも、陰性であったとしても、早期感染に気づけるよう、年一回の定期検査をしておくといいでしょう。

 

 

治療方法

これは、上記でめお伝えした通り、現時点で、完治させる為の薬や、治療方法はみつかっていません。

しかし、定期的な治療(インターフェロン投与)ストレスのない生活栄養バランスに気を付ける、などを、長期間続けた結果、陰転(検査でウイルスがでない状態)になる個体も多く存在します。

余命数ヶ月と言われた鳥でも、元気になったケースも多いんですよ。ですので、諦めずに、根気強く治療をしてあげて下さい。

 

 

予防方法

これも、治療と同様で確立されたものはありませんが、大切なのは『消毒』をしっかりすることです。

PBFDウイルスはどこにでも存在する菌なのです。愛鳥に触れる前には、必ず手洗い、消毒を心がけましょう。

もちろん、触れた後にも手洗いはしっかり行いましょう。

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メガバクテリア症(AGY、マクロラブダス症)について

これは多くの鳥類に生息している大型で棒状の微生物でメガバクテリアと呼ばれています。

近年カビの一種である事がわかり、MacrorhabdusOrnithogasterという学名がつけられました。

 

この、マクロラブダスが感染し、それによっておこる様々な病気の事をメガバクテリア症(マクロラブダス症)といいます。

しかし、感染したからといって、全ての鳥が発症するとは限りません。

 

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発症する要因

①好発する品種(セキセイインコが最も多く、次いでカナリア、キンカンチョウ、マメソリハ、おかめインコなどがあげられます。)

②年齢(急性症状は幼若期、慢性症状は一歳以上に多い)

③免疫状態(抵抗力が落ちると発症しやすくなります)といったものがあげられます。つまり、個体の免疫力や、体力に左右されやすい病気というわけです。

 

 

感染経路

次に感染経路についてです。主な感染経路としては、母親から子供への垂直感染といわれ、親から子供へ与えられる、吐き戻しのエサから感染することが多いとされています。

又、同居している鳥の糞を食べたり、雄の求愛時の吐物から感染することもあります。

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マクロラブダスは胃に生息している為、進行してしまった場合は、胃炎になり、食欲減退や、時々おう吐などをおこします。

更に進行してしまうと、胃潰瘍や出血まで起こした場合には、血便(黒色便)や貧血がみられ、出血の程度によっては、突然死することもあります。

 

又、消化力の低下がおこるため、食べたものがそのまま排出され、食べても食べても体重が減少すということになってしまいます。

マクロラブダス症は慢性化すると治りにくい病気ではありますが、発症前に早期発見、早期治療が行えれば、抗菌剤を投与することで完治も可能な病気です。

 

 

インコの病気の予防の為にできること

1:体重測定

食欲や、元気があっても、感染する病気なので、数日毎に測定し、体重減少を見逃さないようにしましょう。

 

2:免疫力低下の予防

環境の変化や、ストレスを与えないようにしましょう。

 

3:環境の消毒

使用したゲージや道具などの消毒は感染の拡大にはとても有効です。又、新しい鳥を同居させる際には、健康診断を済ますてからの方がより安全です。

以上、今回は二つの主な病気についてお話させて頂きました。

 

動物の健康管理は飼い主の責任です。より早く気づいてあげることで、早期治療ができ、完治する病気もたくさんあります。

日頃の健康チェックはしっかり行ってあげましょう。あくまでも、素人による記載ですのでご了承下さい。

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