汽水エビスカーレットシュリンプの飼い方|寿命・餌・混泳・繁殖

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ゲームセンターや雑貨店などでも販売されている「スカーレットシュリンプ」はほんのり塩分の入った汽水で飼育されています。

敷居が高く難しそうに思われがちな汽水エビですが、実は淡水以上に手間がかからず長期間飼育することができるのです。そんな汽水に生息するエビや混泳可能な仲間たちをご紹介します。

 

 

汽水とは?

自然界では海に川の水が流れこむ河口部が汽水域にあたり、海水と淡水が入り混じる水のことを汽水と呼びます。

汽水域に生息する生体に適した塩分濃度はそれぞれ異なりますが、同一種においても生息地で塩分濃度が違ってくるため塩分濃度の変化に対しては強い耐性を持っています。

そのため海水に合わせたり、短期間なら淡水で飼育することもできるのです。

 

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汽水の作り方

汽水の濃度はまちまちなので、明確な塩分濃度はありません。

そのため購入先の塩分濃度を調べて合わせるか、始めに塩分濃度を決めて水合わせをすると良いでしょう。

 

汽水作成には比重計と人工海水の素、カルキを抜いた水を用意してください。

海水濃度の4分の1~3分の1が汽水ですので、比重計を確認しながら作ります。

 

 

汽水エビの代表格スカーレットシュリンプ

出典:★ホロえび★

別名「ホロホロシュリンプ」や「ピクシーシュリンプ」「オパエウラ」など様々な銘柄で親しまれているスカーレットシュリンプも汽水域に生息する小型エビです。

体長が1cm前後でハワイ原産の世界的に珍しい種類となりますが、生命力が強く繁殖も容易なため流通量は多く安価に入手することができます。

 

 

寿命

明確な寿命は未だに解明されていませんが、約5~20年と個体差があります。

死因は飢えや水質悪化などでロブスターのように寿命が存在しない可能性もあるでしょう。

 

 

入手方法

熱帯魚を取り扱っているショップでもあまり販売されているところを見かけませんが、雑貨店やゲームセンターで販売されていることはあります。

多くは小さな瓶に入って「餌なしで3年以上生きる」などと記載されているようですが、それは売るための謳い文句です。

 

 

スカーレットシュリンプの飼い方

出典:Petit Aqua~プチアクア~

小型水槽で終生飼育できますが、瓶入りの場合は必ず水槽に移し替えてください。

潮溜まりに生息しているため極度の水質悪化に耐えることができるのでろ過装置がなくても飼育できますが、あった方がいいでしょう。

 

その際はフィルターに生体が吸い込まれないように注意してください。

底床はアルカリ性に傾けるサンゴ砂が適しています。

 

 

適した水の温度

ハワイ原産のため冬はパネルヒーターやオートヒーターを導入しましょう。

20~26℃を保つようにして、夏場は30℃を超える高水温にならないように注意が必要です。

 

また、甲殻類は酸欠に弱いので水温が高いときや個体数が多いときはエアレーションをしましょう。

頻繁に水換えの必要はなく、蒸発して減った分だけ汽水を足してあげる程度で問題ありません。

 

 

餌の与え方

出典:★ホロえび★

餌は基本的に水槽内に発生した微生物やコケを摂取するため水質悪化防止にも給餌をする必要はないでしょう。

しかし、立ち上げ初期や個体数が多い場合はヌマエビ用の人工飼料をごく少量あたえてください。

 

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繁殖方法

未だに明確な飼育方法や繁殖方法が解明されていませんが、淡水シュリンプと同様に数匹飼育していると勝手に抱卵個体が生まれます

稚エビはとても小さいためフィルターに吸い込まれないようにスポンジカバーなどで対策をする必要があります。

水量が多ければすぐに沢山の稚エビが生まれることでしょう。

 

 

混泳できる種類

スカーレットシュリンプと混泳できる生体は限られています。

魚は食べられてしまう危険性が高いため、石巻貝やシマカノコ貝などの貝類との混泳が向いています。

 

また、パープルゼブラシュリンプやツメナガヨコバサミなどの甲殻類との相性も良いと思います。

ミドリフグやハチノジフグなどフグ類は甲殻類が大好物です。

 

同じ汽水域に生息するため混泳できるのではないかと考えてしまいますが、必ずスカーレットシュリンプが全滅しますので混泳は避けてください。

温和といわれるピーコックガジョンなどの魚もスカーレットシュリンプが小さすぎるため捕食対象になります。

ヤマトヌマエビも体格差がありますので、捕食対象となります。

 

 

スカーレットシュリンプのボトルアクアリウム

出典:写真共有サイト「フォト蔵」

雑貨店で販売されているスカーレットシュリンプが入った瓶は多くても500ml程度でしょう。

水量が少ないと外気温の影響を受けやすく急激な温度変化に繋がりますし、水質悪化も早く水が腐りやすくなるので飼育に適しているとは言えません。

 

しかし、2L以上の水量が確保できる瓶に移し替えることでインテリア性を高く飼育することができます。

瓶はフィルターを入れることが難しいので定期的な水換えで対応します。

水換えなしの場合でも長くて8年程生きた例はありますが、ほとんどは数ヶ月生きれば御の字でしょう。

 

 

まとめ

淡水シュリンプと比べて汽水を作ること以外はとても容易に飼育が可能なので、初心者の方にもオススメできるペットです。

最近では通販サイトで販売されているようですので、ぜひ飼育してみてください。

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