パピヨンの飼い方|飼育方法・しつけ方・なりやすい病気

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パピヨンという犬は文字通り顔のシルエットがまるで蝶が羽を開いたような姿をしています。

その華やかな見た目の如く、他の犬種よりは気まぐれで活動的であり、頭のよさも特徴的です。

 

 

パピヨンのルーツと特徴

大きさ・寿命

原産国はフランスで、貴族たちの間で寵愛を受けていました。

原種はスペインのトイ・スパニエルであると言われています。

 

かの有名なマリーアントワネットにも愛され、マリア・テレジアの肖像画にも登場したりしています。

貴族に愛される所以である最大の特徴は、300超もの種類の犬種の中でトップ10にランクインするほどの知性を備えているところでしょう。

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さらに人に親しみやすく、順応性があり、学習熱心で快活でもあります。

体の大きさは20~28cm、体重は4~4.5kg、といわゆる小型犬であり、寿命は14~15年と小型犬ならではの長寿でもあります。

長寿という意味では、チワワや雑種犬が25歳というギネス記録を持っていますが、パピヨンもそれに劣らず、23歳という驚くほど長生きすることがあります。

 

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賢く、なつきやすい?

「賢い犬」と聞いてどのような仕草や行動を思い浮かべますか?

たとえば指示したことを従順に守れる犬や自分の呼び名と家族の名前の違いがわかる犬など、パピヨンはその性質を充分に備えています。

 

一般的に人を喜ばすことが好きな犬は、独行性の強い犬種と比較してもトレーニングの習得が早いと言われます。

人間のみならず他の犬に対しても好奇心が旺盛なので、すぐに懐いて仲良くなり甘えてきます。

また無駄吠えが少なく、体臭があまりありません。加えて、抜け毛が少ないためにお手入れが楽という点があります。

 

 

価格とかかる費用

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パピヨンの購入価格はだいたい10万円弱~30万円が相場と言われています。

前述したとおり賢い犬であるので、ショーに出るような犬であるのか、ペット用に飼われるのかが一因です。

 

また見た目の個体差で価格差がつくこともあれば、ペットショップかブリーダーかの購入先によっても値段の変動は激しいものとなっています。

性別によっても価格差はありますが、パピヨンもメスの方が出産できるという理由でオスよりは高価ではあります。

 

餌やトイレ用品などのランニングコストは大型犬と比べると安くつきますが、丁寧に世話をしようとすればそれなりに準備が必要になってきます。

目安として一般的なドッグフードのみであれば月々4,000~5,000円として年間の餌代を5~6万円ほどかかります。

 

ドッグフードは色々あってどれにすれば良いかわかりませんし、今使っているもので大丈夫なのか不安ではないでしょうか。

そのような方は「売れているドッグフード・値段の違いについて」を読んでから決めましょう。

 

サークル・ケージは90cm×60cmのサイズで充分な広さですが、跳躍力がありますので屋根付きのタイプをお勧めします。

価格は10,000円前後で購入できますが、日曜大工が得意であれば木枠を組んで金網を張れば2,000~3,000円で自作することも可能です。

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また他にはワクチンやトリミング、去勢手術や避妊手術など不定期に必要となる費用も発生するので、事前にある程度の金銭的な計画を立てるべきでしょう。

また寿命が長いので高齢になってきたときに病気になることが増えてくるので医療費もかさんできます。できるだけペット保険に加入すべきだと思います。

 

 

パピヨンの飼い方

子犬の時

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子犬の時期は、人間同様赤ちゃんのようなかわいらしさがありますが、初めの1週間はできるだけ構わないようにしましょう。

どうしても抱き上げたいという気持ちを抑えて、子犬が家の環境に慣れるまで見守ってあげてください。

 

子犬の仕事は、睡眠と食事です。徐々に子犬は慣れてきた様子を見せてきますので、少しずつ構ってあげてください。

大体1週間は様子を見てあげてください。

 

 

飼育方法

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パピヨンは学習意欲が旺盛であり、それ以上に褒められることが大好きです。

賢い犬であるので、初めて犬を飼う方にもお勧めの犬種です。

 

トイレトレーニングやその他のしつけも楽しくなるぐらい覚えていってくれます。

ただし、叱られることは嫌いなので叱った後は大好きなおもちゃを与えてあげてください。

 

パピヨンは活発で運動能力も高いのですが、必要な運動量はそれほど多くないので毎日の散歩は短くても構いません。

ただ激しい運動は骨折の恐れがあるので注意してください。

また屋外向きではなく、屋内向きの犬種でありますが、真夏の暑い環境下では熱中症の危険がありますので、留守番の際の環境づくりにも心掛けるようにしましょう。

 

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パピヨンのしつけ方

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パピヨンのみならず、犬のしつけのほぼすべてが「上下関係」となりますが、パピヨンの場合、自分が優位に立つことで逆にストレスとなる場合があります。

とりわけ、初めて犬を飼う方は最初の「上下関係」の構築を大切にして、必ず優位に立つようにしましょう。

 

一旦、対等以下の関係を築いてしまうとなかなか元には戻らず、しつけができない犬になってしまいます。

賢くて覚えが良く、褒められ好きなので、お座りや待てなども餌やおやつをご褒美にすればすぐに覚えてくれます。

 

また、懐きやすい性格であるので家族に対しての愛情意識が強いので、長時間放置されたり、スキンシップなどがなければストレスとなりますので注意してください。

放置も問題ですが、外出時には犬を連れて行けないことも多いために、留守番をしてもらう機会も頻繁にあります。

 

愛着が強いので飼い主の姿が消えることがストレスと直結するために、子犬のときからの訓練が必要になります。

出かけるときには、「行ってきます」と言ったり、手を振ったりするように、外出の合図を決まってするのはよくありません。

 

いついなくなったのかわからない、というのが良いので、パピヨンを何かに夢中にさせてから出かける方がいいでしょう。

例えば、外出前におもちゃを与えたり、散歩をすると疲れて休もうとするのでそれから出かけたりするのもコツです。

仮に何も与えずに長時間留守にしていると、トイレを荒らしたりすることがありますが、不安ストレスの解消のためであるために叱ることは控えましょう。

 

 

パピヨンの多頭飼い

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多頭飼いで最も大切なのは、一番先に飼い始めた先住犬のしつけをしっかりすることです。

先住犬のしつけを完成させておくことで、次にやってくるパピヨンが真似をして覚えてくれます。

 

犬が犬のしつけをしてくれるのですが、愛情はみんなに平等に注いであげましょう。

パピヨンの食事の際は、飼い主が食事を終えてからの食事としますが、これは上下関係をはっきりさせることに関係します。

 

多頭飼いの場合は、先住犬から順番に食事、おやつ、スキンシップなど、みんなに平等に行いましょう。

飼い主が先住犬を優先させることで、次のパピヨンが自然に上下関係を理解するのです。

 

犬の問題は犬同士で解決したりすることもありますので、時には犬の世界のことは犬に任せてみましょう。

構い過ぎないことも犬にとっては大切なことです。

 

 

パピヨンのなりやすい病気

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膝蓋骨脱臼

小型犬に多い病気「膝蓋骨脱臼」

膝のお皿の部分がずれて歩行がままならなくなったり、痛みが出ることもあります。

 

「膝蓋骨脱臼」はパピヨンのような小型犬に多く発生するのですが、初期の症状が軽いうちは骨がずれても戻ることがあります。

進行した場合は、歩行できなくなるとともに排便が困難になってしまうことがあります。

 

「膝蓋骨脱臼」の原因はカルシウム不足であったり、激しい運動、フローリングなどの負担などです。

また激しい運動では股関節のケガにも注意が必要です。

 

 

脱毛症

季節の変動での抜け変わりはないのですが、ストレスが原因で抜けたり、ダニやノミによるアレルギー疾患、皮膚疾患なども原因となります。

パピヨンは抜け毛があまりないため、毛がいつもより抜けると感じれば「脱毛症」の疑いが濃いので早めに獣医にかかりましょう。

 

 

進行性網膜萎縮症

パピヨンに多い病気に目の病気があります。症状は名前の通り、徐々に視力が悪化していく病気です。

もし薄暮時や暗所で不意に何かにぶつかったりすることが増えてきたら「進行性網膜萎縮症」である可能性が高いです。

 

すぐに獣医に診断を仰いでください。

そのまま放置していると失明の恐れがあります。

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