レンタルペットは猫ではなく犬|料金・ルール・注意点

ペットをレンタルし、飼育体験ができるサービスがあるのをご存知でしょうか?ペットを飼いたいけど飼えない方を中心に、人気を集めています。

しかしレンタルペットを利用するには注意するべき点もたくさんあります。今回はレンタルペットとはどのようなものなのか、利用時の注意点などをご紹介します。

 

 

レンタルペットとは?

どのような人向け?

犬などのペットを決められた時間、期間でレンタルし、お散歩体験や飼育体験ができるサービスです。

今までペットを飼ったことがない方にとっては、本当に飼っていけるのか不安なものです。ショップで見ているだけでは実際に飼うということのイメージがなかなか湧きません。

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そのような方たちのために、ペットを飼う体験をしてもらうためのサービスです。

気に入った子がいたら、その子をお迎えすることができる場合もあります。体験してから飼うことで、イメージと違ったという理由で飼育放棄される不幸なペットを減らすことができるというメリットもあります。

 

またペットを飼いたいけど、仕事が忙しい住宅の関係や家族の反対自分自身の年齢の問題など、さまざまな理由で飼うことができない方もたくさんいます。

そのような方にお散歩体験をしてもらい、少しでもペットと過ごす癒しの時間を与えることができます。平日は仕事で忙しくてお世話ができないので休日だけレンタルして一緒に過ごすということもできます。

 

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レンタル時間、期間

レンタル出来る時間、期間は店舗によりさまざまです。

数十分単位で料金が決められているところもあれば、日帰りであれば何時間でも一定料金のところもあります。

 

長期間レンタルしたい場合の期間も、店舗により一週間まで、1ヶ月までなどレンタルできる最長の期間もさまざまです。

レンタルできる犬種も店舗によりさまざまです。小型犬が圧倒的に多いですが、中型犬、大型犬のレンタルを行なっているところもあります。

 

 

レンタルするのに必要な費用

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ほとんどのお店では、利用前に身分証明書の提示が必要です。

利用には会員登録が必要になる場合もあり、登録には入会金や年会費などの費用がかかります。料金はお店により大きく異なりますが、無料〜1500円程です。

 

お店によっては、保証金としてレンタル時に一万円程をお店に預ける必要がある場合があります。ペット返却時に保証金は返却されます。

そしてレンタルをするとその都度、レンタル時間に応じた料金が発生します。

 

料金はお店、レンタル時間によりさまざまです。数十分のお散歩体験であれば1000円以下で利用できる場合が多いです。

宿泊の場合は一泊で5000円〜です。長期間のレンタルだと割安になります。

 

餌代はレンタル料金に含まれている場合が多いですが、その他の飼育用品は無料で貸し出してくれるところと、有料のところ、またはレンタルを行なっていない場合もあります。

用品のレンタルについても事前に確認しておくことをおすすめします。

 

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レンタルペットの注意点

猫や小動物のレンタルについて

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レンタルペットのほとんどは犬です。犬はその子の性格にもよりますが人懐こく、人間といることで喜びを感じるからです。

環境が変わっても、信頼できる人がいればストレスは軽減されるので、レンタルペットとして適した性質を持っています。

 

しかし犬ではなく、猫やうさぎなどの小動物をレンタルして飼育体験してみたいと思う方もいると思います。

しかし、猫や小動物は、たとえ慣れた人がいても飼育環境が変わることで大きなストレスがかかってしまいます。

 

小動物の場合、環境の変化で亡くなってしまうことも少なくありません。そのため、猫や小動物のレンタルを行なっているところはほとんどないのです。

もし行なっていたとしても、その店舗が本当に信頼できるのか、動物へのストレスを考慮しているのかどうかよく考えてください。

動物のことを大切に考えずにレンタルを行なっているようであれば、その子たちのためには利用しない方が良いでしょう。

 

 

レンタルする子、お店の選び方

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店舗によりさまざまな子がいるので、自分の好みの子をレンタルすることができます。

しかし、見た目の好みだけで選んでしまっては犬にストレスを与えかねません。人間と犬の相性もあるからです。

 

犬にとっては、相性の合わない、気に入らない人間と過ごすのは楽しくありません。

その子により男性が苦手な子、女性が苦手な子、子供が苦手な子などさまざまです。

 

過去に人間に嫌なことをされた経験がある場合、その人に似ている人を極端に嫌ったりする場合もあります。

すごく見た目が気に入った子がいたとしても、犬の方が人間を気に入ってくれていなければ、その子のレンタルは避けるべきです。

 

犬も人間も楽しい時間を過ごすためには、相性のいい子を選びましょう。もし相性をみさせてくれない店舗があれば、犬への負担を考えていない可能性が高いので利用を控えるべきです。

逆に、犬一匹一匹の性格やどのような人と相性がいいのかを把握しているお店であれば安心できます。

 

 

犬の気持ちを考える

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レンタルペットを利用する方は、念願の犬との生活で、わくわくしているでしょう。

犬をたくさん触ったり抱っこしたい、早く仲良くなりたいと思うのは自然だと思います。

 

しかし、犬にしてみたら知らない人に散歩されたり知らない家に連れて行かれて、不安でいっぱいです。無理にスキンシップをとろうとしないでください。

お泊りを希望の方は、初めての利用でいきなりお泊りさせるのではなく、何度かお散歩で犬と触れ合い、その子が馴れてきてくれた頃にお泊りさせた方が、犬のストレスを軽減させられます。

 

犬を飼ったことがない方は、犬の行動や様子を見て感情を理解するのは難しいかもしれません。

しかし理解はできなくても、犬にストレスを与えないようにしようと心がけているだけで、何も考えないでレンタルするよりはずっと犬への負担を減らすことができるはずです。

犬との生活に憧れるという人間側の都合に犬が合わせてくれているということを忘れず、感謝の気持ちを持って接してあげてください。

 

 

いかがでしたでしょうか?ペットとの生活とはどのようなものなのか、本当に自分に飼うことができるのかなどを確かめたい方は、レンタルペットを利用してみるのも一つの方法です。

良い店舗、相性のいい子を見つけ、人間にとっても犬にとっても楽しい時間を体験してみてください。