トカゲのおすすめ種類3選|初心者向けで飼育が簡単

初心者向けのおすすめのトカゲの種類について。トカゲのおすすめの飼いやすい種類、性格、臭い、値段、費用、大きさ、販売価格、寿命、性格、飼育が簡単な品種など。

犬や猫アレルギーの方でも飼育が可能なため根強い人気を誇るトカゲですが、なんだか敷居が高くて難しそうなイメージがありますよね。

 

簡単に飼育できるトカゲの初心者向け種類

 

ペットショップでよく見かけるフトアゴヒゲトカゲ

出典:ペットが家族になりたそうに見ている!

人馴れしやすく愛嬌があり、爬虫類を取り扱っているショップで見かけないことはないフトアゴヒゲトカゲ。体長は最大でも50センチ程度で、最も飼いやすい部類のトカゲとなります。

フトアゴヒゲトカゲを飼育するには少々知っておくべきことがあります。

フトアゴヒゲトカゲは気温の高いオーストラリア中部の砂漠に生息しているため、保温球やバスキングライトなどの保温・UV灯が必要となります。

 

餌は雑食性が強く、栄養面を考えてコオロギやデュビアなどの活餌と野菜類をバランスよく与えます。給餌の際は、骨が軟化してしまう「クル病」予防にカルシウムサプリメントを 餌にふりかけて与えましょう。

慣れてくると手から直接餌を食べてくれるようになりますし、ごはんを食べに走ってくる姿はとても愛くるしいです。寿命は8~10年ほどと長生きをします。

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飼育が初めての方は生まれたての個体は避けて、ある程度成長したフトアゴヒゲトカゲをおすすめします。

生後間もないトカゲは、体調を崩してしまうと大変なことになってしまい、頻繁に脱皮をするため注意が必要だからです。

 

費用に関してですが、生体の価格は1~3万円、他に90~120センチ程の大きめのケージや保温・紫外線グッズが必要となりますので、トータル5万円以上はかかります。

エサ代は、自宅でコオロギやデュビアを繁殖させることが可能ならかなり抑えることができます。

 

野菜はスーパーなどで販売されているもので問題ありません。

ちなみに、体長が25センチ程度でフトアゴヒゲトカゲと同じアガマの「ローソンアゴヒゲトカゲ」という種類もいますので、小さいほうがかわいいという方はこちらもチェックしてみてください。

 

 

小さくてかわいい。ニューギニア/アカメ/カブトトカゲ

出典:ピュア☆アニマル

おとなしい性格多頭飼いも可能な小型トカゲのニューギニア・カブトトカゲは、その名の通りニューギニア島に生息するトカゲです。

臆病な性格のため、ハンドリングはあまりしない方が良いでしょう。

 

水辺に住んでいるため、ある程度の湿度があると調子よく飼育することができます。

この種は日光浴をするトカゲに必要なバスキングライトは不要です。その代わり、UV灯は中くらいの紫外線を用意しましょう。

 

餌は昆虫をメインに与えますが、カルシウム剤やビタミン剤をふりかけるダスティングで病気の予防をしましょう。

給餌の際も手渡しで与えようとせず、活餌を入れておくだけにしてそっと見守ってあげましょう。

寿命はまだ良くわかっていませんが、10年程度は生きるようです。成熟までにおよそ3年かかると言われていますが、繁殖方法が確立されていないため手探りで試すしかありません。

 

生体価格は、1万円以内で販売されていることが多く、他の爬虫類と比べても安価な部類になります。

よく似た種類に目の周りがオレンジ色で大人気のアカメ・カブトトカゲがいますが、トゲトゲとしたニューギニア・カブトトカゲもスタイリッシュで魅力的です。

 

 

ヤモリ科のトカゲ?ヒョウモントカゲモドキ

出典:わんにゃんガイド

色とりどりでハンドリングも可能なヒョウモントカゲモドキは、昔から大人気のペットで地表性ヤモリに分類されます。

そのかわいい見た目に魅了され、飼育する女性も多く、大半のペットショップで販売されています。

 

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ヒョウモントカゲモドキは夜行性のため、バスキングライトやUV灯が不要でパネルヒーターのみで飼育ができます。

体長は最大でも25センチ程度で、省スペースで飼育ができるため初心者向けのペットとしておすすめです。

 

また、基本は昆虫食を与えますが、ヒョウモントカゲモドキ専用の人工フードが開発されているため、昆虫が苦手な方でも給餌ができます。

寿命は10年以上生きますので愛情を注いで育ててあげましょう。

 

繁殖も比較的容易なため、挑戦してみるのも良いかもしれません。

購入直後は人馴れしていないことが多く、シェルターに隠れたまま姿を見せない日が続きますが、そのうちピンセットから餌を食べてくれるようになるのでそっと環境や人に慣れるのを待ちましょう。

生体価格は6000円~5万円以上と幅広く様々なカラーバリエーションがありますので、一度に多くの個体が販売される爬虫類イベントで購入することをおすすめします。

 

 

まとめ

今回、ご紹介した3種類のトカゲ・ヤモリは飼育が比較的容易で初心者向けの種類となります。

基本的には、清掃を怠らなければ臭いはまったくありませんし、キッチンペーパーや新聞紙を底に敷くことでメンテナンス作業が楽になります。

 

維持費用に関しても月に5000円程度ですし、トカゲの魅力に比べたら安いものです。

他にも沢山の魅力的なトカゲが販売されていますので、お気に入りのトカゲを見つけて可愛がってあげてください。