ヘビの人気種類6選|大きさ・販売価格は?

ヘビの人気種類、大きさ、販売価格について。初心者に人気のコーンスネークやボールパイソンなどは、飼いやすい点も含めて人気があります。ヘビ飼育の代表とも言えますね。もちろん初心者でなくても、人気の根強いヘビです。

しかし、メジャーな種類以外でも魅力的で飼育が可能なヘビの種類は沢山あります。飼育難易度も価格も跳ね上がりますが、ヘビ好きなら一度は憧れる種類を紹介します。

 

ペットで飼えるヘビの人気種類

 

グアテマラミルクスネーク

出典:All About

最大で190センチですが、小さな個体は35センチ〜と、飼育には注意が必要です。

温度管理を徹底して、餌は分解などを行って工夫しないといけません。

 

毒ヘビのサンゴヘビに擬態しているので、独特の警戒色をしています。赤、黒、白の毒々しい模様は滑らかで艶のある鱗で構成されており、十分に鑑賞の価値があります。

適温は22度〜26度、臆病な性格をしているので、単独飼育が望ましいです。

神経質な面があり、ハンドリングはできません。価格は1万5000円〜です。

 

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アメリカンラットスネーク

出典:爬虫類倶楽部仙台店ブログ

体長70センチ〜120センチが多いですが、最大で250センチの長いヘビです。

ボールパイソンとは対照的に細身なので、長さの割には圧迫感を感じません。

 

人気があるのはリューシスティック、アルビノといった白い体色のものが主ですが、艶やかな黒い鱗が魅力的なブラックラットスネーク、茶褐色のイエローラットスネーク、グレー地に斑紋のグレーラットスネークなど実は沢山の亜種や品種が存在します。

 

適温は20度〜26度、食欲旺盛なので、餌やりの時に噛み付かれないようにしましょう。ラット、ウズラを主に食べますが、野生ではカエルやトカゲ類も貪欲に捕食します。

価格は2万円〜です。

 

 

コモンガーターヘビ

出典:眼遊

45センチ〜65センチ、最大でも120センチの小さめのヘビです。

黒と白のはっきりした縦縞模様がトレードマークで、野生では繁殖期になるとヘビ団子になるほど沢山のコモンガーターヘビが一箇所に集まることで知られていますが、生息地が限られており近年減少傾向にあります。

 

60センチ水槽でも飼うことができる、コンパクトな飼育形態が手軽で魅力ですね。

冷凍餌でも餌食いは良いですが、カエルや金魚なども食べます。

 

適温は18度〜24度と少し低めで、ヘビ飼育初心者でも飼える丈夫な体質と餌食いの良さが人気です。

価格は1万円〜と、希少な割にはブリードが進んでおり比較的安価に入手できます。

 

 

コロンビアレインボーボア

出典:Funeral for my reptiles

最大で2メートルと大型で力が強く、筋肉質な魅力のヘビです。

この種類はダイナミックな食事が見ものです。大食漢で食べ応えのある大きな餌を好むヘビなので、成長すればアダルトLサイズのラットを丸呑みすることができます。

 

どんどん食べてどんどん大きくなり、2年で2メートルにまで大きくなるので、飼い主さんにとっては成長を感じられて飼育のしがいがありますね。

幼体の頃は模様があったり色に濃淡がありますが、成長するにつれて一様に黒っぽい褐色一色になります。

 

鱗はツヤツヤと輝き、光の加減によっては虹の様に反射して見えることから、レインボーの名前が付いています。

性格は大人しく温厚なので、ハンドリングのしやすさは飼いヘビトップクラスでしょう。

 

適温は約26度、ホットスポットは32度と高めで、高温多湿を好みます。

価格は1万5000円〜となります。

 

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カーペットパイソン

出典:とげ男の毎日

200センチ〜300センチ最大で420センチにもなる大きなヘビで、亜種が多いのも特徴です。

鑑賞価値が高いものが多く、黄色と黒の複雑な斑紋が美しいジャングルカーペットパイソン、ギニアカーペットパイソンが有名です。

 

頭部は肉厚で目の周りの黒い模様が隈どりのように見えたりと、凛々しい印象を受ける非常に見た目が良い種類なので、根強いファンが存在します。

生後一年以内はこの特徴的な模様がなく、成長とともにハッキリとしたコントラストになります。

 

幼体の時にお迎えする時は、成長後の模様がわからないので注意が必要ですが、育てる楽しみでもあります。

適温は22度〜30度、ヒヨコやラットに餌付きます。性格は少々神経質なので、ハンドリングには向きません。

色の鮮やかさや模様の入り方などで値段は大きく上下しますが、価格は高めで5万円〜10万円を超えるものもあります。

 

 

グリーンパイソン

出典:とげ男の毎日

緑色が目に鮮やかな、樹上性のヘビです。止まり木に器用にとぐろを巻く姿が面白く、ケース内の雰囲気が一気にジャングルらしくなります。

体長は150センチ〜200センチ、個体によって色味には差があり、黄色が強いものやブルーや白、黒の模様が入るものなどがあります。

 

適温は24度〜30度、高さのあるケースに登り木を配置して水苔を敷き詰めて保湿します。

乾燥に特に弱く神経質で攻撃性の強い性格もあり、初心者には飼育が難しいとされています。

 

樹上性のヘビは攻撃性が強い種類が多いのですが、グリーンパイソンは特にその傾向が強いようです。

ハンドリングには向いておらず、ケース内の掃除などの時にも飛びかかってくることもあるので、そういう性質のヘビだと理解して噛まれないよう気をつけましょう。

 

野生で馴染みが深い餌はトカゲや鳥なので、ヒヨコやウズラに餌付くでしょう。

マウスにはあまり馴染みがないので難しいですが、どうしてもマウスを食べさせたい時は、ウズラと一緒に解凍することで匂いをつけて試します。

 

幼体の時はグリーンではなく、黄色や赤色といった色味をしています。

成長とともに鮮やかな緑色が体全体にのってくる様子が見られるのも、面白い特徴ですね。価格は約2万円〜となります。