今現在、市場に流通しているドッグフードには、安価なものから高価な高級ドッグフードまで様々なものがあります。金額の差は3000円以上です。値段の差の理由、売れている高級ドッグフードは何が良いのか。
これを聞き、「何でこんなに金額に差があるのだろう?」と疑問を抱いた方、あるいは「高いのだからいろいろと成分がいいんだろうな」と何となく納得されている方が多数いることだと思います。
つまり、高級なドッグフードの存在は知っていても、詳しく調べたことがない、もしくは、正直、今使っているペットフードの成分さえ見たことがない、そういう方が多いことでしょう。
ここでは、「高価なドッグフードはなぜいいのか」「なぜ今売れているのか」ということを詳しく解説していきます。そして、有名であり、かつ評判のいい「高級ドッグフードブランド」も紹介します。
どの高級ドッグフードを買おうか悩んでいる方、あるいは一度だけ高価なものを試してみようかなとご購入を考えている方の参考に必ずなるはずです。
安いドッグフードと高級ドッグフードの値段の違いは?
高級ドッグフードにはこだわっている部分が必ずある
まずは「一般的なドッグフード」と「高級ドッグフード」の違いについてご説明いたします。
一般的なドッグフードと高級ドッグフードとの違いは、簡単に言えば、こだわっている部分あるか、ないか、の違いと言えるでしょう。
どの高級ドッグフードにも言えることは、ある特定の部分に力を強く入れています。特化、あるいはセールスポイントとも言えます。
そこが、基本お腹を満たすためだけに作られている「一般的な安価なドッグフード」との違いです。決してブランド力(ネームバリュー)で高価になっているわけではないのです。
- 使用している肉のこだわり
- 無添加というこだわり
- 穀物(小麦・とうもろこし)不使用というこだわり
- 肥満にならない成分使用というこだわり
そういった「総合的な安全性」へのこだわりが高級ドッグフードには絶対にあります。
堂々と公表できる成分
一般的なドッグフードの原材料一覧をご覧になっていただければ分かるのですが、栄養的な専門知識がなくても、不安を覚えてしまうものがたくさん入っています。
袋の表面にある、ワンちゃんの笑顔の写真、あるいは「国産」という文字だけで安心してはいけません。
- 香料
- 防腐剤
- 保存料
- 穀物
- ミートミール
- チキンミール
ご存知の方も多いかと思いますが、「ミートミール」や「チキンミール」は動物の様々な部位を粉々にして混ぜ合わせたものです。
言い方を換えるのなら、「何が入っているのかよく分からない」です。本来捨てる部位でさえ(内臓や糞など)、粉々にして原材料にし、コストを抑えることを可能にしているのです。
俗に言う「4Dミート」とは、
- Dead(死んだ動物の肉を使用)
- Dying(死にかけていた動物の肉を使用)
- Disabled(身体の一部に障害のある動物の肉を使用)
- Diseased(病気の動物の肉を使用)
というものです。今、問題視される理由が分かりますよね。
また、メーカーによっては、「肉類」とだけ記載されているだけのものもあります。こちらも当然、何の肉なのかさえ分からない、そもそも本当に肉なのかさえ分からない、といった漠然とした不安を抱くことだと思います。
では高級ドッグフードはどうか?「堂々と公表できる」そんな成分で全て作られています。
不安や不信感を抱かせる原材料、あるいは「これは何?」といったものは含まれておりません。
つまり、餌、ではなく、ご飯であり食事、ワンちゃんが長く生きていくための力になる源で作られているのです。
飼い主に全てがかかっている
愛犬、広く言えば動物は人間とは違い、
- 昨日はこれを食べたから今日はこれを食べよう
- 最近、お肉ばかり食べているから野菜を食べるか
といったことができません。
基本は毎日同じペットフードを口にするため、そこに入っている栄養素が体のエネルギーとなります。それが全てなのです。
ということはもし、その今お使いになっているペットフードが、「栄養バランスの悪いもの」「何かしらの栄養素が不足しているもの」だったらどうでしょう。
食生活が大切なのは人間も動物も同じです。そして、動物は人間が考えているよりデリケートな生き物です。
だからこそ、栄養がしっかりと行き届いた、かつ安全な、そんなドッグフードを選んであげないといけないのです。
売れてる5大高級ドッグフード
これから紹介する高級ドッグフードは、有名であり、そして評判のいい商品です。言わばSランクのドッグフードとなります。
もちろんその下、AランクやBランクにも充分に納得できるドッグフードはありますが、この5商品は特別と言っていいでしょう。
メーカーがこだわり抜いていると断言できます。
カナガン
グレインフリードッグフード(穀類不使用のこと)。
理想的な配合で消化しやすく、また栄養バランスが抜群です。(高タンパク・低炭水化物・野菜やハーブを配合しヘルシー)
国際規格「SAIGLOBAL」クラスA取得工場で徹底した品質管理のもと、製造されております。
原材料は、すべて人間が食べられる高品質で新鮮な食材を厳選。まさに安全です。
カナガンの原材料やこだわりは「ドッグフードカナガン(CANAGAN)の価格や原材料について」で詳細を。
販売価格 | 3,960円(2kg)(お得な定期コースあり) |
生産国 | イギリス |
こだわりポイント |
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公式ホームページ:イギリス最高級のグレインフリードッグフード『カナガン』
NDF ナチュラルドッグフード ラム
「NDF ナチュラルドッグフード ラムのおすすめ理由と購入価格」で成分やメリットなどの詳しいことは説明しましたが、無添加素材で作られたドッグフード。(人工添加物・肉副産物・着色料・保存料・香料不使用)
ラム肉最大55%の含有。人間も食べられる高品質のイギリス産ラム(子羊)肉を使用しています。
WEB上ではワンちゃんの食いつきがいいと評判でした。
販売価格 | 3,960円(2㎏)(お得な定期コースあり) |
生産国 | イギリス |
こだわりポイント | 無添加素材。つまりアレルギーに対応しているということ。 |
公式ホームページ:イギリス産『アランズ ナチュラルドッグフード』
FINEPET’S(ファインペッツ)
グロース&メンテナンスドッグフード。
1種類のドッグフードという意味です。全ての犬種、犬齢に合うように、というコンセプトを持って作られた良質な無添加ドッグフードです。
販売価格 | 2,263円(1kg)初回お試しパック540円 |
生産国 | オーストラリア |
こだわりポイント | この良品質のものが初回540円、コスパ抜群です。 |
公式ホームページ:FINEPET’S(ファインペッツ)
オリジン
「ペットフード・オブ・ザ・イヤー」を3年連続で受賞したドッグフード。
世界が認めたオリジンは、自社キッチンを持ち、そこで安心・新鮮な商品を製造しています。
良質な原材料を使い、鮮度を気にし、栄養バランスを極めたドッグフードです。
オリジンの価格や犬種、年齢などは「オリジンの4つの特徴」で。
販売価格 | 6,156円(2.27kg)成犬用参照。340グラムは1,296円 |
生産国 | カナダ |
こだわりポイント | 生物学的に適正なドッグフードと唄っているように、放し飼い鶏肉、七面鳥肉、天然魚、そして巣に産み落とされた卵を使用。
最良の体調維持と健康的な血糖値をサポートする商品です。 |
公式ホームページ:世界50か国以上で愛されている!【オリジン】
ネルソンズドッグフード
イギリスのトップブリーダーが開発を手がけ、獣医も推薦するドッグフードです。
グレインフリーであり、グルコサミン・コンドロイチンが配合され、これにより関節をサポートします。
タンパク質が少なく低脂肪なので、肥満を気にする飼い主さんにもおすすめの商品です。
ネルソンズの原材料や評価などの詳細については「ネルソンズドッグフードの特徴」を。
販売価格 | 3,960円(2kg)(お得な定期コースあり) |
生産国 | イギリス |
こだわりポイント |
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公式ホームページ:ネルソンズドッグフード
このように高級ドッグフードには、高価な理由、また高価だけど売れている理由が存在します。愛犬の未来を輝かしいものにするためには、飼い主さんの力が必要です。
ワンランク上のドッグフード、別の言い方をするならば、「きちんとした食事」を与えてあげること、これが大切であり重要と言えるでしょう。