賢く、ペットとして人気のインコ。メジャーではなく、どっちかというとマイナーな珍しいインコの種類を紹介します。
ペットで飼える珍しいインコの種類
アキクサインコ
出典:スプラッシュ狭山日高インター飯能店の店舗情報!!
- 体長:21センチ〜23センチ
- 体重:45グラム〜55グラム
小さめの中型インコです。
全体的に淡いピンク色をしており、羽と尾の先に黄色や白のポイントが入っていたり、黒い模様が入っているなど、個体差がありますが、全体的に控えめなな色味のインコです。
性格が穏やかな事から、破壊行動も控えめで鳴き声も小さく、飼いやすいインコの部類に入ります。
更に病気にもなりにくいので、初心者の方にもお勧めです。
撫でたり触ったりといったスキンシップは少し苦手な様子です。
触られるよりもゆっくりと時間を過ごしたい性格で、飼い主さんの肩などにとまってまったりするのが良いようです。
人間の言葉を教えても、お喋りにはあまり向いていません。
アキクサインコは大食いなので、太りやすい体質です。低脂肪のペレットを中心に青菜、ボレー粉などを餌に加えて与えます。
ナナクサインコ
出典:ますますみんと!
- 体長:30センチ〜33センチ
- 体重:100グラム〜125グラム
中型インコです。
性格は神経質で扱いにくいところがあるものの、鮮やかな赤、黄、青などのビビットカラーの羽毛が目を惹く外見と、クサインコ系の中でもトップクラスの美しい鳴き声は、観賞用としても十分な魅力を持っています。
背中にある鱗の様な黒い模様が特徴的で、尾は横に幅広く広がっており、色や模様を一層印象的に際立って見せます。
体も丈夫で寒さにも強く、屋外飼育が可能な事から、飼いやすいインコと言えます。
他のインコと同じ様に、雛から育てることで飼い主さんに慣れることは出来ますが、本来の性格である臆病さから、ベタ慣れすることは難しいと言われています。
飼い主さんにとは一定の距離を保ちつつ、静かに過ごしたいという性質なので、過度なコミュニケーションを必要としない、サッパリした関係を築きたい飼い主さん向けです。
野生では穀物や果物、野菜の他に少量の昆虫も食べるので、一般的なシード食のみでは栄養が不足してしまいます。
バランスの良いインコ用ペレットを中心に、少量の果物、野菜、殻付きのシードを一緒に与えます。
マメルリハ
- 体長:約12センチ
- 体重:30グラム〜35グラム
小型インコです。
色は様々で、グリーン、ブルー、ルチノー、パイド種もいます。
普段は小さな声で囀りますが、飼い主さんを呼ぶときや危険な時などはかなり大きな声で鳴くようです。
喜怒哀楽がはっきりしており、怒っているときは攻撃的に噛み付いてきます。
小型とはいえ、血が出ることもあるので注意が必要です。
しかし、気分の切り替えも早いので、噛み付いたことを忘れて自分から近寄ってきたりと、アッサリした性格をしています。
小さい体でずんぐりむっくりな印象ですが、運動量はかなりのものです。部屋の中で放鳥するとなかなか捕まらないどころか、アクロバティックに飛び回り、驚かされます。
餌はバランスシードに加えて、青菜、ボレー粉、少量のタンパク質としてゆで卵などを与えます。
ボタンインコ
出典:ラブバードとバーズアイのページ
- 体長:14センチ〜17センチ
- 体重:35グラム〜50グラム
中型インコの部類です。
白いアイリングと赤い嘴が特徴で、赤や緑などの鮮やかな羽毛をしています。
一途な性格で、懐いた飼い主さんにはベッタリと甘えます。
神経質な一面があり、寂しがったりストレスを溜めると、自分で羽を抜いてしまう毛抜き症を引き起こしてしまいます。
性格はコザクラインコとよく似ています。
甲高く大きな鳴き声をしているので、防音対策はしっかりしましょう。
一般的にメジャーなセキセイインコをはるかに凌ぐ嘴の力は、破壊力があります。
怪我や事故に気をつけて飼いましょう。嘴の先が鋭利に尖っているので、噛みつかれると血が出てしまいます。
目に余る場合は、動物病院で先をカットしてもらうことも考えてください。
コロコロ転がって飼い主さんに見せたり、おもちゃで遊んだりと、かなり活発に遊びます。
寒さに弱いので、ペットヒーターを使ってしっかり保温します。
お喋りは苦手ですが、飼い主さんの呼びかけに応えたり飛んで来たりとしっかりと懐くでしょう。
食性はインコの代表的なシード食で、青菜とボレー粉を加えます。
コザクラインコ
出典:PET NOTE
- 体長:約15センチ
- 体重:40グラム〜60グラム
中型インコです。
コザクラインコは亜種が多く、色味も様々です。代表的なノーマルは、体が深い緑、頭部が赤色です。
他にルチノー、シナモン、モーブ、ホワイトフェイス、バイオレット、シーグリーンなどです。
かなり甘えん坊で情熱的な性格のコザクラインコは、飼い主がかまってくれないと拗ねてしまいます。
その結果、噛み癖がひどくなったり、大きな声で呼びまくるなど、問題を起こしてしまうほどです。
それほどまでに愛情を示してくれるなんて、コザクラインコを溺愛してしまう飼い主さんが多いのも頷けます。
寒さには少し弱い傾向にあるので、冬場はしっかり保温しましょう。
鳴き声は金属音のように甲高くとても大きいので、集合住宅には向いていません。
気になる人にはかなりストレスになってしまいます。
餌は、バランスシードに青菜、ボレー粉と、インコの代表的な食性です。