ペットに関係するおすすめ資格|種類や通信講座・かかるお金は

ペット関係の仕事をしていなくてもペット関係の資格があるのは役に立ちます。今回はペット関係のおすすめ資格について紹介します。

 

 

ペット関係のおすすめ資格

ペットセラピスト

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犬や猫専門のセラピストです。

具体的にはグルーミングやアロママッサージで疲れとストレスを軽減する、必要な栄養を学び健康管理に役立てる、躾の基本知識などを習得します。

 

現代のペット事情は、ストレスが大敵と言われています。

  • 一人暮らしで留守をしがちで中々構ってあげられない
  • 引っ越して環境が変わった
  • 多頭飼いのために愛情不足
  • 病気や怪我又は老化で満足に運動ができない

など動物もストレスを溜めているようです。

 

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改善されなければ、

  • 体調不良を起こす
  • 精神不安から噛み癖
  • 無駄吠え
  • 食欲不振

などに繋がります。

飼い主さんとしても元気が無くなっていく様子を見るのは辛いですよね。飼い主さんとの関係が悪化してしまうこともあります。

 

ペットショップやトリミング、動物病院に行ったついでに、ペットセラピーを受けてストレスを軽減してあげることができます。

それは飼い主さんとペットの関係のお手伝いができるということなのです。

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ペットセラピストの観点から、栄養面のアドバイスやプロのグルーミングを施すことで、言葉を話す事ができないペット達の視点に立った健康管理が必要とされているのかもしれません。

ペットショップでのスキルアップとして習得したり、猫カフェを開業する際に役立てる等、用途も様々です。

 

他にはトリミングサロン、動物病院、セラピーサロンの独立開業等でも活躍が期待されています。

この資格は、国家資格ではなく「一般財団法人日本能力推進協会」認定の民間資格です。

 

その為、獣医師資格のように大学や専門学校での就学実績が必要ではないのです。

通信教育でのカリキュラムを終了すれば、受験することができます。

 

認定講座のキャリアカレッジジャパンを例にとってみると、受講期間は約4ヶ月、受講費用は46,000円、受験費用は5,600円となっています。

受験は在宅で、テキストを見ながらできるので、受かる確率は高いと言えるでしょう。

 

 

ドッグトリマー

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犬専門のトリマーライセンスです。

伸びた体毛を整えるだけでなく、健康のチェックも行います。シャンプーの他にも耳や爪の手入れも仕事に含まれ、病気の早期発見にも役立っています。

 

近年人気のトイプードルなどは長毛種で、清潔と健康を保つためにトリミングは必須になります。

室内で飼われている事が多いので、抜け毛の季節なども需要が多いようです。トリミングできるお店も増えてきていますね。

 

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しかし、トリミングの料金は意外と高く、人間が美容院でカットしてもらう金額よりも高くつきます。

そこで、愛犬のトリミング代を節約するためにトリミング講座を受ける人も増えています。

 

トイプードルの場合、毎月約6,000円以上のトリミング代がかかるとされていますが、一頭で年間72,000円以上になるのなら、多頭飼いをしている人の負担は2倍3倍と増えることになるので、自分で受講して習得するのはかなり有効な手段です。

 

ドッグトリマーの資格はランクによって幾つかに分かれます。

自分の愛犬をトリミングするだけならば、通信講座のトリミング講座を受講するだけでもできます。

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しかし、仕事としてトリマーの資格を取るのならばジャパンケネルクラブ(JKC)公認B級という資格が必要な場合が多いようです。

講座の他に実技を受ける必要があり、受講料も跳ね上がる為、プロの資格と言えるでしょう。

 

とは言え、トリマー資格はどれも民間資格なので開業するために必ず必要というものではありません。あくまで信頼を得るツールの一つということです。

ヒューンアカデミーを参考にすると、トリミング講座は108,000円、トリミングプロフェッショナル講座は277,000円となっています。

 

どちらも気軽に受講できる金額ではなく、目的を持って勉強する方向けです。

なお、ジャパンケネルクラブ(JKC)の受験費用は5,000円となっています。

 

 

ドッグトレーナー

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犬の躾のプロフェッショナルです。

飼い主さんに躾についての相談を受けたり、アドバイスをします。時には犬を預かって訓練をすることもあります。

 

一言に躾といっても、

  • 無駄吠え
  • 噛み癖
  • 散歩の仕方
  • 家の中での振る舞い
  • 病院などで暴れた時の落ち着かせ方

など、多岐にわたります。

犬によって性格の違いはありますが一様に言えることは、近所の家や散歩中などで他者に迷惑をかけないように訓練するのは最早犬を飼うにあたって常識です。

 

ところが大型犬などは力も強く、主従関係ができていないと、なかなか言うことを聞かせるのは難しいのです。

成犬になってしまっては、素人では修正が難しくなるので、犬の行動学に従って正しい知識で訓練するのは、プロにしか出来ないことなのです。

 

ドッグトレーナーの資格は、ペットショップ、動物病院、民間訓練所、ペットホテルなとのペット関連企業で活躍が期待されています。

また、独立して出張トレーニングやスクールを開くこともできます。

 

日本ケンネルカレッジでは、JCSA 認定「ドッグトレーナー」の資格をドッグトレーナー養成専門講座で取得できます。

受講費は106,000円で、受験費用は受講費に含まれます。