フェレットの餌の回数、頻度、おやつ、選び方は?

フェレットの餌の選び方、エサの与え方、おやつ、回数、頻度、量、食べ物、成分表、保存方法、時間について。食事は我々人間にとって大切です。人間にかかわらずペットにとっても同じ事がいえます。毎日摂取するモノだからこそペットの体に及ぼす影響は大きく健康に関わります。

ペットの代表といえば犬や猫です。犬や猫の健康志向の強いペットフードが売られていますが、他の小動物のペットフードはまだまだ普及していません。

 

犬や猫に続き人気の高い『フェレット』。かわいらしい顔と人なつっこい性格で人気です。

飼っているひとも多い動物で、愛玩用としてペットショップで見かけることの多いフェレットですが、実は飼うのに注意が必要な動物なのです。エサの種類や与えかたも犬や猫と違います。

 

フェレットはどんな餌を食べるの?

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フェレットはもともと野生動物ではなく人間によって家畜化された動物です。元の腫はイタチ科の肉食性です。

そしてフェレットも肉食性の動物なので野生界ではウサギや鳥ネズミなどを食べていました。ですので、飼育下においては同じように肉食のエサが必要となります。

 

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どんな食べ物をあげればいい?

肉食だということはわかっても自然界と同じようにウサギや鳥などを与えるわけにもいきません。飼育下においては市販のフェレットフードを与えます。

ドックフードは雑食用に作られているので絶対に与えないようにしてください。

キャットフードは代用として使用可能ですが、タンパク質が足りないので長期で与えてしまうとフェレットが栄養失調になってしまう可能性があり注意が必要です。

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エサの成分表でフェレットフードを選ぶ

フェレットに最も必要な栄養素はタンパク質です。タンパク質が35%未満の場合は栄養素が足りなくなってしまいますので注意が必要です。

原材料はチキンやチキンミールとなっているものが好ましく、脂質が22%以上含まれているモノが最適です。また、成分表に灰分と書かれているものがミネラル分をさします。

 

この成分が高すぎると尿道結石の原因になる危険性があるので注意が必要です。7%以上のモノは選ばない様にしましょう。次に注意が必要なのは食物繊維です。

フェレットの腸は短く食物繊維の消化に向いていません。多く含まれていると体調不良の原因になりますので2%以内のモノを選ぶようにしてください。

 

最後に保存料が多く含まれているモノは避けるようにしてください。

ご自身の食事を選ぶ場合にも言えることだと思いますが、不自然に賞味期限が長いものは保存料が多く含まれているので健康的とは言えません。

 

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フェレットのエサの保存方法

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フェレットフードは、脂質やタンパク質が多く含まれており酸化しやすい飼料です。保存方法でせっかくのよいフェレットフードもダメにしてしまいます。

まず、酸化を防ぐ方法として“空気に触れさせないこと”が重要です。密封ができるモノで小分けにするのがよいでしょう。

ビニールは脂分を吸ってしまうのでアルミ素材が適しています。保管場所は、直射日光の当たらない冷暗所で保管してください。

 

 

フェレットの餌の頻度や回数、時間

肉食動物は、草食動物とは違い腸が短くなっています。フェレットも肉食性で腸が短いので、食事をして3から4時間で食べたものが排出されてしまいます。

なので、最低でも一日5~6回はエサを与える必要があります。一度に多く与えるのではなく時間を決めてこまめに新鮮なエサが食べられるようにしてあげて下さい。

 

しかし、一日中フェレットにつきっきりでエサを補充するのは難しいと思います。その場合は朝、夕に1日分のエサを分けて与えます。

夜行性なので夕方に与える割合を多めにするといいでしょう。フェレットは自分の必要以上のエサを食べないので定期的にお腹が空いたら自分で食べに来ます。

 

そしてエサを換えるタイミングで残っていたものは処分し、新しいモノに換えてあげて下さい。フェレットは嗜好性が強く毎日同じエサだと飽きてしまいます。

そのため一種類を毎日あげるのではなく何種類かブレンドして与えるようにすると、もし飽きてしまった時に対処しやすいです。

 

 

フェレットのおやつ

かわいいとついつい、いろいろあげたくなってしまいますが、注意が必要です。フェレットにとっては毎日食べているエサで栄養は足りているのでおやつとして与える分は余分だと言えます。

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余分な栄養素は、肥満や様々な病気を引き起こしかねません。そして、好奇心旺盛で人なつっこい為、飼い主が食べているものを欲しがったりしますが、それにも注意が必要です。

野菜なら平気かも、やおいしそうに食べるからといってスナック菓子などを与えてしまうと消化不良を起こし下痢になってしまいます。

また、もともと野生種は生肉を食べていたから、といって生肉を与えてしまうのも危険です。家畜化されているフレットは生肉を食べることにより感染症などや寄生虫への感染が高くなってしまいます。

 

 

まとめ

食は健康の基本です。かわいいペットとは1日も長く健康で暮らしたいというのが飼い主共通の願いだとおもいます。

その願いを叶えるためにも基本である“食”を学び健康で幸せなペットライフを送って下さい。