フェレットの行動の意味|鳴き声・尻尾をふるなどで気持ちが?

ペットとしての人気のフェレットの気持ちを知るには、フェレットの行動や仕草、ジャンプ、ついてくる、後ずさり、動き、鳴き声、尻尾を振るなどの意味を知ることでわかります。

フェレットがお腹がすいてる、威嚇、怒ってる、嬉しい、楽しい、興奮、喜んでいるかを知るための行動の意味について。

 

フェレットの行動の意味で気持ちがわかる?

とても良く懐くことで大人気のフェレット。声をあまり出さなく静かなのも人気の理由です。しかし時には声を出して感情表現しますし、その他にもさまざまな行動で感情を表している、とても感情豊かな生き物なのです。

フェレットと信頼関係を築き、お互い楽しく暮らすために、フェレットの行動の意味を理解しておきましょう。しつけが出来る動物なので、行動の意味を理解することでしつけも楽になりますよ。

 

ジャンプする

フェレットが背中を弓のように曲げて何度もジャンプしたり、頭を左右に振ったり、胴体をひねる仕草をしているときは、遊んで欲しい、自分のことを見てほしいという気持ちです。

フェレットなりの自己主張の行動です。これをイタチジャンプと呼ぶようです。

 

ジャンプしながら飼い主を餌入れに誘導してご飯ちょうだいアピールしたり、部屋の出入り口に飼い主を誘導して部屋から出たいアピールをする子もいます。なるべくフェレットの要望に応えてあげましょう。

また遊んでいるときに背中を曲げてジャンプするのは、楽しくて大興奮しています。同時に尻尾を膨らませていたら、さらに大興奮している証拠です。気がすむまでたくさん遊ばせてあげてください。

ただしこのときに手を出すとフェレットが興奮して噛んでくることがありますので要注意です。攻撃ではないのでフェレット本人に悪気はないので叱らないであげてください。

 

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後をついてくる

飼い主の脚を軽く触ったり、脚に寄り添ったり這い上がってきたり、飼い主の後をべったりくっついてくるのは、甘えたい、抱っこして欲しいという気持ちです。

腕や脚に抱きついてくる子もいるようです。なるべくかまってあげるようにするとフェレットは喜びますし安心します。

放っておくと、かまってほしくてわざとイタズラをしたりする頭のいい子もいるようです。そうなる前にかまってあげてくださいね。

 

 

鳴き声

クックックッと喉を鳴らすような声を出して鳴いているときは、興奮していたり、楽しい気持ちです。ジャンプしながら鳴いているときは大興奮しているときです。

クックックッと声を出しながら後退りしたり逃げるような行動をしているときは、飼い主を遊びに誘っています。おもちゃを使ったり、追いかけっこするなど、一緒に遊んであげてください。

 

寝言でクックックッと言う子もいるようです。楽しい夢を見ているのかと思うと嬉しいですね。

基本的には小さな声ですが、個体差が大きく、大きな声を出す子もいれば全く声を出さない子もいるようです。

 

声を出す頻度もその子次第です。声を出さないからと言って楽しんでいないわけではありませんので安心してください。

しかしシャーキャーという声は威嚇している、警戒している、怖いといった気持ちです。またケージに手を挟むなど痛い思いをした、びっくりしたときもこのように鳴きます。

 

遊びに夢中になりすぎてこのような鳴き方をする子もいるようです。優しく声をかけて、落ち着かせてあげてください。フェレットは無駄吠えのような意味のない鳴き方はしません。

声を出すときは必ず何か意味があり、飼い主にそれを必死に訴えています。フェレットが鳴き続けていても、決して無駄吠えだと思って叱ることのないようにしてください。

 

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尻尾を振る

激しく尻尾を振ったり尻尾を逆立てているときは、怒っている、何かに怖がっています。犬のようにしっぽを振っているから喜んでいると思うのは大間違いです。

多頭飼いの場合は、フェレット同士の激しい喧嘩が始まる場合もありますので、喧嘩になる前にお互いを離してあげましょう。

 

飼い主とフェレットの信頼関係が築けているのであれば、優しく撫でて落ち着かせてあげることもできますが、無理に手を出すと噛まれる場合があります。

優しく声をかけて落ち着かせるのが無難です。

 

 

後退りする

角に向かって後退りする仕草は、トイレをしたくてむずむずしています。まだトイレのしつけが出来ていない場合は、この行動が見られたらすぐにトイレに連れて行くことでトイレの場所をしつけることができます。

この行動の意味を理解していると、トイレのしつけはグッと楽になりますね。しかし一回で覚えてくれるわけではないので、何回も何回も繰り返して教えてあげましょう。

 

トイレを覚えている子でも、ケージの外などして欲しくない場所でこの行動が見られたら、トイレに連れて行ってあげる、トイレをお尻の近くに持って行ってあげると掃除が楽です。

しかし角に向かってではなく、声を出すわけでもなく、ただ後退りするのは、不安な気持ちのときです。

 

フェレットは一般的に好奇心旺盛で初めて見るものにも興味深々な生き物なので、不安がるということはよほどのことなのでしょう。

何に不安がっているのか察してあげ、不安な要素を取り除いてあげてください。

 

 

いかがでしたでしょうか?フェレットはとても感情豊かな生き物だとお分かりいただけたでしょうか。

フェレットとより仲良くなるためにも、お家の子をよく観察し、感情をしっかり読み取ってあげてください。