チワワは常に人気犬ランキング2位という人気の犬種です。目が大きく可愛らしい見た目の他、体格は小柄のためマンションやアパートで飼える事も人気の理由の一つと言えるでしょう。
そんな人気のチワワについて、特徴や飼育方法をご紹介していきたいと思います。
チワワの特徴と種類
チワワは犬の犬種の中で最も小さい犬種です。
比較的性格は大人しく、飼い主に忠実な為、飼いやすい犬種と言われています。
運動量としても毎日のお散歩はいらず、室内での運動で十分とされている。
しかし、室内のフローリングの上を走り回ると足腰に悪いため、たまにはお散歩に出る事をおすすめします。
体の小ささが特徴ではありますが、その小ささゆえに警戒心が強く、飼い主以外にはあまり懐かない事が多いです。お散歩で他の犬に会っても威嚇したり吠えたり、おびえてしまう事があるので注意が必要です。
種類は大きく2つに分かれます。ロングコートチワワとスムースチワワの2種類に分かれ、それぞれ毛の長さによって分かれます。
その名の通りロングコートチワワは毛の長いチワワの事を指し、スムースチワワは毛の短いチワワの事を指します。色や柄は非常に多く、有名なのはブラックタン・ショコラタン・ホワイト等です。
チワワの飼育に必要なものと費用
まず、犬を購入する際にかかる初期費用を説明します。生体価格は約5~20万円です。流行や種類、時期によっても値段は異なります。次に飼育に必要なチワワ用品。最低限必要なものは、
- ゲージ・クレート(犬用バック)
- 水飲み
- 餌皿
- トイレ
- トイレシート
- 餌
これらはご購入されるペットショップにもよりますが、3万~7万円くらいはかかってきます。
ドッグフードは色々あってどれにすれば良いかわかりませんし、今使っているもので大丈夫なのか不安ではないでしょうか。
そのような方は「売れているドッグフード・値段の違いについて」を読んでから決めましょう。
さらにご購入しておくといいものは、
- クッション
- オモチャ
- ウエットティッシュ
時期にもよりますが冬でしたらホットカーペットで、夏ならクールシートです。これらは犬が快適に過ごせる為に必要なものです。
次に購入してすぐに必要となってくる費用を説明します。ペットショップで購入する頃は、だいたい生後2~3ヶ月くらいの月齢が多いでしょう。
そのため、ワクチンの接種と狂犬病の注射をする必要があります。ワクチンの回数はご購入したペットショップにて確認してください。
注射の費用は病院やお選びいただく注射の種類によりますが、大体1万円以内と考えていていいでしょう。ちなみに狂犬病のワクチンはその後毎年4~6月の間に接種し続ける必要があります。
最後に日常生活においての費用面をご説明します。チワワは暑さや寒さにも弱いため、基本的に夏は冷房、冬は暖房を入れっぱなしにしておく必要があります。
なお、留守番をする際に寂しくならないようテレビ等をつけっぱなしにしておくとより良い環境といえるでしょう。そのため、電気代が今までよりは多少高額になってしまいます。
次に毎年大体5~12月くらいにかけて、ノミマダニ・フィラリア予防をする必要があります。こちらは塗り薬や錠剤があり、市販の薬から動物病院にて処方している薬まで、様々な種類があります。
なるべく愛犬の体型や調子を診ながら処方してくれる動物病院をおすすめします。餌代については、あまりかかりません。
チワワは小柄で軽量の為、食べる量がとても少ないです。逆に室内にいる時間が長いので、ご飯を食べさせすぎると太りやすく、足腰の負担となってしまうので、少量を与える方がいいです。
チワワのしつけ方
最初にも軽く触れましたが、チワワは飼い主に対してとても愛情深く忠誠心が強く、飼い主にとってはとても可愛くて飼いやすい犬種です。しかしその反面、臆病で警戒心の強い一面も持ち合わせます。
見た目からは想像できないような勇敢な一面を見せる事もあります。そのため、飼育していく際に、周りの人や犬に吠えたり噛みついたりしないようにしつけていく必要があります。
簡単にではありますが、吠えたり噛んだりしないようなしつけの一例を記載いたします。
家で吠えない犬にする方法
家で吠える原因の一つとしてインターホンでの来客に吠える犬が多いです。毎回の来客に吠えていたら近所迷惑にもなってしまいます。
そのため、「インターホン=良いことが起こる音」というイメージを植え付けます。子犬の時から、家族みんなで協力して、インターホンを押してから帰宅するようにしてみます。
そうすると「インターホン=大好きな人が来る音」というイメージとなり、吠えたり警戒したりしなくなります。
噛まない犬にする方法
上記しつけ同様、「噛む=嫌な事をされる」というイメージを植え付けます。”嫌な事”はその犬にとって異なりますが、決して叩いたりはしないでください。
飼い主への不信感へと繋がってしまいます。特に臆病なチワワには”低い声で「ダメ」と指摘”したり、噛まれた後に無視をしたりするのが良いと思います。
※犬の性格によって合う方法を試してください。
共同生活のしやすい犬にする為には、しつけやトイレトレーニング等が必要になります。
全てにおいて、成犬になる前が教えやすい期間と言われていますので、なるべくお早めのしつけをおすすめします。
最後に
チワワは家庭環境にあまり関係なく経済的で、とても飼いやすい犬と言えるでしょう。飼い主への愛情は深く、愛情を注げば注ぐほど懐いてくれます。
家の中では、常に後ろをくっついて歩いてくれたり、膝の上でお昼寝をしてくれたりと、とても癒やされる存在です。
しつけの面ではどの犬にも共通して言える事ですので、根気強く向き合っていってあげてください。
犬は人の心を癒やし、元気をくれる存在です。犬を飼いたいけど「お散歩が大変」「餌代が気になる」「家が狭い」という方には是非チワワはおすすめの犬種です。