エキゾチック・アニマルとして人気が高いモルモットは、夜行性の動物なので昼間に家を空ける1人暮らしの人でも飼いやすい人気のペット。
モルモットの飼い方、飼育に必要なもの、餌、寿命、販売価格、性格、大きさ、適温、ケージ、床材、臭いについて紹介。
モルモットの特徴~飼うための知識を
モルモットの大きさ
モルモットの大きさは体長が20~40㎝で体重は0.5~1.5㎏の小さい動物です。
また、頭が大きく胴長短足の体型をしていて、尻尾が非常に短く、あるかどうかもわからないほど短く、愛らしい容姿をしています。
また、オスの方がメスよりも大きくなる場合が多い傾向にあります。モルモットの種類を知りたい方は
適した温度
モルモットは体温が37.2~39.5℃、心拍数は230~380回、呼吸数は42~102回が健康状態のバイタルとされます。
さらに、モルモットの健康状態を維持するのに適している気温は17~24度、湿度は40~70%とされるので、この温度と湿度を維持するようにしましょう。
また、モルモットは発汗機能を持たないので体温調節をする場合にはおしっこをする事で体温を下げます。
なので、家を長時間空ける場合にはモルモットが暑いと思った際にすぐに水を飲めるようにしておく必要があります。
寿命
モルモットの平均寿命は6~8年ほどで、飼育環境によっては10年以上生きる場合もあります。
また、専用フードの開発や飼育環境の向上、獣医療の発展により、10年前に比べると平均寿命が長くなっています。
なりやすい病気を知って少しでも長生きしてもらいましょう。
モルモットの性格
モルモットは、世構成の動物で高温多湿に弱い動物です。また、草食動物なので外敵から身を守る為に用心深い動物です。
草食動物の為に食餌をコントロールして食べる事ができるので、食べ過ぎる事は基本的にはありません。
また、夜行性なので食餌をする時間帯は夜明けや夕暮れ時が多いようです。
さらに、飼育環境がいきなり変化すると、用心深さから食餌や飲水をしなくなるので、飼育環境をいきなり変える事はしないようにしましょう。
モルモットは穏やかで暴れたり噛みつく事が少ないとされ大人しい性格をしています。ただ、若いころは加減なく咬むことがあります。
ですが、年齢を重ねるにしたがって力を加減する事を学び、徐々に甘噛みをしたり飼い主に懐くようになります。
もともと用心深い性格をしているので、慣れるまでに時間がかかりますが、手荒な扱いをしなければしっかりと懐いてくれます。
最初は様子見で距離を置こうとしますが、慣れてくると懐いてきて警戒心を解いてくれます。
モルモットの行動の意味を知ることで仲良くなることができます。仲良くなるとこんな感じで暇に付き合ってくれることも。
モルモットの飼育に必要なもの
モルモットの飼い方として最もポピュラーな飼い方は、室内飼育です。
飼育環境によっては外で遊ぶ事もできますが、室内で自由に遊ばせて、外には出さないという飼い主が多い傾向です。
また、モルモットは甘えん坊な一面があり、飼い主と遊ぶ事が大好きです。抱っこして撫でたり、マッサージすると喜びます。
ケージの選び方
モルモットの大きさが20~40㎝で、短足なので立ち上がっても40㎝を超える事はないので、40㎝ほどの高さがあれば十分とされています。
ただ、たまに乗り越えてしまう個体もいるので、金網などで塞ぐようにします。当然ですが、床材などを入れるのでその分を考えて高さを考えます。
また、ケージの広さは、新聞紙の半分ほどの広さで十分です。
狭すぎた場合には運動不足になったり、食器や水と排泄物が近づきすぎて不衛生になってしまうので、ある程度広いものを選びましょう。
巣箱の必要性
もともとモルモットは山岳地帯で穴を掘った巣穴の中や谷間などで生息していました。
また、用心深い性格をしているために、外から見えず身を隠せる巣箱を用意する事が必要といえます。
ただ、モルモット用の巣箱や小屋が販売しているペットショップやホームセンターは少ないのが現状です。なので、多くの飼い主はウサギ用や他の小動物用を代用したり、手作りしているようです。
また、モルモットはいくつかの理由で巣箱を齧ります。その理由としては、ストレスの発散や歯が伸びて痒い、楽しい、遊んでる、などの理由で囓ります。なので、巣箱はボロボロとなるので、巣箱は消耗品と考えておきましょう。
床材
野生のモルモットは、巣穴の中に彼早枯れ草を外から持ってきて寝床にしているので、ペットとしてのモルモットにもそれに似た床材にするのがよいとされています。
また、モルモットはよく食べ、よくトイレをするので、衛生的な状態をできるだけ維持できる床材を使用する方がよいです。
床材として最もポピュラーなのが、牧草ですね。牧草は、野生のモルモットころの自然の環境に最も近い床材で、保湿性と保温性に優れていて最も適しています。
その他にも木製チップがあります。期の削りくずや穂馬海木くずを圧縮してペレット状にしたチップです。吸水性がある為に、トイレに敷いたり、牧草と共に敷いたりして使用します。
エサ入れと水入れ
モルモットは餌を散らかしたり、餌の上に載って食べたり、排泄をする性質があるので、エサ入れははめ込み式や壁掛け式が清潔で、掃除も簡単です。また、エサ入れを重いものを使用してひっくり返さないようにする事も1つの方法です。
水入れの場合は、排泄物が入ったり、モルモットの被毛の感想を保つためには給水ボトルを使用する事が最適とされています。
モルモットの飼い方
餌の与え方
モルモットは、完全な草食動物なので野生の場合は野草の茎や根、樹脂などを食べます。また、モルモットの消化器系は非常に繊細なので、食餌にも注意が必要です。
食餌の種類としては、ペレット、野菜・野草・干し草、種子類や果物などがあります。とにかくデリケートな動物なんです。
掃除
モルモットの排泄物は、体格の割に多く、臭いも強烈です。なので、掃除が大切です。
可能であれば、マイ道掃除をする事がベストとされます。徳にトイレに関しては毎日を行った方がいいとされます。
ケージ自体やエサ入れ。水入れに関してもトイレだけで排泄するわけではないので、掃除をする事が大切です。
また、トイレを覚えさせることも困難とされているので、排泄物の臭いをお朝得るためにも重要です。
モルモットの臭い
モルモットは臭いが強い動物として知られます。そのにおいのもとはモルモットの体臭の場合がありますが、排泄物が臭う事があります。
ですが、現在では排泄物の臭いを抑えるペレットも販売されているので、臭いが強いと思う場合には使用したり、こまめな掃除によっても排泄物の臭いを抑える事ができます。