モルモットの種類別の性格や写真、飼いやすさ、大きさ、どのような人に向いているのかを紹介します。ペットでも人気の可愛いモルモットにも色々な種類があります。
モルモットのペットで飼える種類
モルモットのずんぐりむっくりとしたフォルムはとても愛らしく、つぶらな目と様々な鳴き声でしっかり会話をしている姿に、家で飼いたいと思う方もたくさんいることでしょう。
元々の性格は警戒心が高く非常に臆病ですが、その実とても温厚で友好的です。安全とわかると好奇心旺盛な一面を見せてきます。
小動物の中でも感受性が豊かなので、たっぷりと愛情を注ぎ優しく接することで、モルモットとの距離をぐっと縮めることができます。
また、同じモルモットでも種類によって性格が異なります。お世話のしやすさ、モルモットの性格を把握して、お気に入りのモルモットを家へお迎えするとよいでしょう。
ショートモルモット(イングリッシュモルモット)
出典:ペットショップのコジマ
モルモットの代表格で動物園やペットショップでも一番多く見かけるタイプです。イギリスで300年以上かけて改良された短毛種のため、イングリッシュモルモットと呼ばれていますが、アメリカではアメリカモルモットとも呼ばれています。
日本国内では短毛であることからショートモルモットと呼ばれることが多いです。全身硬い短毛で覆われて、ずんぐりむっくりとした丸い体型が特徴的で、毛の色は単色から複数色まで様々です。
基本は臆病ですが社交的で人に慣れやすい一面があり、モルモットの中では飼いやすいタイプになります。
慣れてくると甘えてきたり、腕の中でお昼寝をしてくれたり、エサをねだったりとさまざまな愛らしい表情を見せてくれます。初めてモルモットを飼う人におすすめと言えます。
アビシニアンモルモット
出典:熱帯倶楽部
ショートモルモットやクレステッドモルモットに比べると、硬い直毛で短毛種と長毛種の中間、4.5cm程度の長さ。
全身に複数のつむじがあり、体毛がゆるい巻き毛のようにふわふわでもこもこしています。
ペルビアンモルモットと同じで、テディベアモルモットの元となった種類です。全身につむじがあるため、寝癖のように逆立つ毛並みが特徴です。
毛が長いのでブラッシングによるお手入れが必要となるので、何年かモルモットを飼った経験のある人向けのタイプです。
クレステッドモルモット
出典:ひごペットクラブ
イングリッシュモルモットを品種改良した種類です。頭頂部のみロゼットと呼ばれるつむじがあり、そこだけ逆立っているのが特徴です。
そのほかはイングリッシュモルモットと同じ短毛でずんぐりむっくりとした体型です。
性格はイングリッシュモルモットと比べても臆病なので、人に慣れるまでは過度な接触を避けてストレスをかけないように注意が必要です。
ペルビアンモルモット
アビシニアンモルモットと同様でテディベアモルモットの元となった種類の1つで、光沢のある柔らかな長毛が特徴的です。
フランスでペット用に品種改良されたことからフランスモルモットとも呼ばれていた時期もあります。
体毛は頭部と背中の部分が長く、ストレートタイプと巻き毛タイプに分かれますが、固体によっては長い部分で30cmを超えるものもいるので、ブラッシングによるお手入れが日課となります。
アビシニアンモルモットと同様に、上級者向けのモルモットとなります。
テディモルモット
出典:P&LUXE
テディベアのようにゆるやかな巻き毛を全身にもつことが特徴のモルモット。柔らかい毛と硬い毛の2種類の体毛に覆われています。
そのため、巻き毛に床材のチップや食用の牧草が絡み付いてしまうので、こまめなブラッシングが必要となります。
アビシニアンモルモットやペルビアンモルモットと同様に、上級者向けのモルモットとなります。
スキニーモルモット
家族の中でぜんそくに悩んでいる人やアレルギーのある人でも飼えると人気のスキニーモルモット。
これまでのモルモットとは見た目が異なり、カバやブタに似ているため “手乗りブタ“と紹介されているところもありますが、正しくはスキニーギニアピッグと呼ばれるモルモットです。
エサは一般的なモルモットと同じですが、他のモルモットと比べ食べる量が多いので、必然的に排泄物も多くなります。また泣き声も他のモルモット以上に大きいので、喜怒哀楽がハッキリしています。
モルモットの中では特に人懐こいタイプなので、お世話のし甲斐があるのも人気の理由です。スキニーモルモットは体毛がないので皮膚がとてもデリケートです。
定期的に低温のホットタオルで全身を拭いて、清潔な状態を保つようにしましょう。また体毛がないため体温調節が上手にできません。小動物用のヒーターを用意するだけでなく、室内の温度管理に注意が必要です。
モルモットはコミュニケーション能力に長けた小動物ですので、鳴き声はもちろん、表情やしぐさをしっかり観察することで、“快”“不快”をしっかり伝えてくれます。
毎日のゲージの掃除はもちろん食事は飽きないよう工夫すること、嫌がること、怖がることを排除してあげることで、飼い主へ信頼を寄せるようになります。モルモットからのリクエストに的確に応えることでどんどん心を開いてくれるでしょう。
懐くまでの時間は固体によって異なりますが、名前を呼ぶと近づいてきたり、ゲージを開けると冷蔵庫の前まで一目散に駆け出して野菜をねだったり、すり寄ってきて袖に顔を入れてお昼寝までする場合もあります。
ここまでコミュニケーションを楽しめる小動物はモルモット以外いません。
鳴き声を聞き分け、モルモットが何を話しかけているのか理解できるようになれば、かけがえのない家族の一員となることでしょう。