ストレス社会の現代、ペットに癒されたい方も多いのではないでしょうか。小さく、ふわふわとした可愛らしい姿は見ているだけでも心が和みますね。
今回は、ペットとして人気の小動物たちをランキングでご紹介します。
小動物の人気ランキング
第5位:チンチラ
チンチラと聞いてイメージしづらい方もいらっしゃるかもしれませんが、ペットとして飼うことができる可愛らしい小動物です。
モルモットなどと同じげっ歯類で、クリッとした目と大きな耳や尻尾がなんとも愛らしいのが特徴です。
また被毛が密になっており、一つの毛穴からは100本以上の毛が生えており、さわり心地も抜群です。
チンチラは人に懐く動物なので、しっかり可愛がってあげたい方におすすめです。
平均寿命も10~15年と長く、個体によっては20年生きる場合もあります。
また、正しく飼育していれば病気にもかかりにくい動物です。
飼育のポイントは室温の管理と定期的な砂浴びです。
アンデス地帯に生息していたチンチラは暑すぎても寒すぎても適応できません。
18~23度を目安に飼育することをお勧めします。
また、美しい被毛を保つためにチンチラには砂浴びをさせてあげる必要があります。
活発的な動物なので、狭いゲージではなく動き回れるスペースを確保してあげることも大切です。
第4位:フェレット
ペットショップの小動物のコーナーでよく見かけることができるフェレットですが、ハンモックのような布の中で寝ている姿を目にする光景が多いのではないでしょうか。
イタチ科に属するフェレットは胴が細く長く、柔軟な体つきが特徴です。
先ほどお伝えしたように睡眠時間が長く1日20時間ほどは寝て過ごしています。
起きているときは好奇心旺盛で、飼い主にもしっかり懐いてくれるので、ペットとしてはとても可愛い動物です。
また、フェレットは賢い動物なので、トイレを覚えたり、名前を呼ぶと反応してくれたり、芸を覚えることもできます。
遊ぶことが大好きなので、ペットとコミュニケーションをとりたい方におすすめです。
フェレットは穴にもぐったり、隅に入ることが好きな上に体がとても柔軟なので、死角のないスペースで飼うことをお勧めします。
フェレットは臭腺があり、体臭を気にする方もおりますが、ペットショップによっては臭腺除去、避妊去勢手術を行っている個体もおり、その場合、体臭軽減の他にも穏やかな性格になったり、病気にかかりにくくなったりするので、おすすめです。
第3位:インコ
人懐っこく鳥の中で特に飼いやすいのがインコです。腕や手に乗ってきたり、個体によってはおしゃべりができるインコもいます。
インコの魅力の1つには鮮やかな羽毛があげられます。色や模様のバリエーションは5000品以上ともいわれています。
また、表情も豊かで、見ていて飽きることがありません。
愛情をもって育てると、飼い主にも忠実になりますが、犬など他の動物とも仲良くできるのがインコの飼いやすいポイントです。
比較的手がかからないので、ペットを飼う初心者の方でも飼いやすいのが特徴です。
インコの中でもさらに飼いやすい種類としては、セキセイインコがおすすめです。
また、オスの方が言葉を話せる場合が多く、メスはほとんど話せません。
楽しく会話を楽しみたい方はオスを、鳴き声が気になる方はメスを選ぶことをお勧めします。
第2位:ハムスター
ペットとして人気が高いハムスターの大きな特徴に頬袋があげられます。
肩まで広がる頬袋には、たくさんのごはんを詰め込むことができます。丸々とした頬を見るとその可愛さにはたいへん癒されます。
袋は2~3倍の大きさにまで広がり、詰め込んだものを巣穴に持ち込んでストックしているということが多々あります。
ハムスターは体長が10cm前後とたいへん小柄なため、飼育スペースも狭く、お世話の手間も比較的かからないので、子供さんや初めてペットを飼う方でも飼いやすい動物です。
また、綺麗好きでトイレを覚える個体も多くいます。
名前を読んだら反応することもありますし、慣れてくると手の上で触れ合うこともできます。
ハムスターは前歯が生涯伸び続ける為、かじり木など自分で歯を削れるものを用意することをお勧めします。
他にもハムスターは睡眠時間が1日16時間ほどあり、周りが囲ってある寝床を用意すると昼間はそこでほとんど寝て過ごしています。
ハムスターは平均寿命が3年ほどと短いため、日々愛情をもってたくさん可愛がってあげましょう。
第1位:ウサギ
犬、猫に次いで人気が高いウサギは、保育園や小学校などでも飼育されており、ペットとしてとても飼いやすい動物です。
近年ではウサギカフェなどもあり、人気の高さがうかがえます。
大きな耳にくりくりとした目が特徴で、基本的に攻撃的な性格はなく、飼い主にも懐いて癒しを与えてくれる存在です。
声を発することはほとんどなく鳴き声の騒音トラブルなども心配がいりません。
ウサギの体温は38度前後が平均値なので、抱きかかえると暖かくセラピー効果も期待できます。
甘えん坊な性格なので、慣れてくると膝の上でリラックスしてくれるようにもなります。
ウサギはストレスに弱い動物なので、急な環境の変化や室内の気温、大きな物音などにも注意して飼育することをお勧めします。
またウサギの前歯は生涯伸び続ける為、かじり木などの自分で歯を削れるものを用意するとストレスが軽減され、不正咬合も予防できます。
さらに、不正咬合による流涙症や食欲不振も防止できます。
また、ウサギの腸は動き続けなければ病気になってしまうので、たくさんの牧草をゲージに敷き詰めてあげると毛球症や足裏の床ずれ防止にも繋がります。
寿命は約10年近くあり、大切な家族の一員として可愛がってあげれる方におすすめの動物です。