今回は『セキセイインコのなつかせ方』についてお話しさせて頂きます。選び方、慣らす、雛から手乗りに育てる方法など
はじめに
セキセイインコは人懐こく、やさしい性格を持った鳥であり初心者の方にも飼いやすい鳥である。
という事は以前にもお話させて頂きました。(もちろん個体によって性格の違いはありますが)
そんなセキセイインコですが、『接し方や飼い方』によってはなつきやすかったり、なつくまでに通常よりも時間がかかったり、距離が出来てしまったりしてしまいます。
今回は、そんなセキセイインコのなつかせ方について詳しく紹介していきたいと思います。
セキセイインコがなつくには選び方も重要?
まずは、セキセイインコを購入することからはじまりますが、雛から飼うのがオススメです。
警戒心がほとんどない雛から飼育した方が、慣れやすく手のりになりやすいからです。
しかし、成鳥から飼ったとしても『手のりにならない』、『なつかない』ということは全くないので安心してください。
ちなみに、私が以前飼育していたセキセイインコは成鳥からの飼育でしたが、手のりまでなつきました。
セキセイインコの懐かせ方
慣れるまで好物・話す
まずは、ゲージ越しに接してみましょう。ゲージ越しから大好きなオモチャやおやつ、大好物を与えてみます。
毎日の声かけも忘れずに行いましょう。名前を呼んであげたり、やさしい声で話かけてあげるとインコの警戒心もほぐれやすくなります。
はじめはそっぽをむいたりチラ見程度の行動しかとらない事の方が多いかと思います。
徐々に慣れてくると近づいてくる回数が増え、最終的には飼い主の手からおやつを食べてくれます。
これが成功すれば『手は怖くない』と認識してくれたと思っていいでしょう。
これで、第一歩となります。しかし、第一歩までにも時間は要します。根気強く接していきましょう。
余談ですが、うちで飼育していたセキセイインコは初対面でゲージを開けてしまい、ゲージから逃げ家中を飛び回り捕まえるのに苦労したのを子供ながらに鮮明に覚えております。
いきなりの環境変化に驚くインコも少なくありません。迎え入れた際にはゲージからいきなり出そうとせず、ある程度慣れてから、出してあげるようにして下さい。
手を近づけてみる
第一歩が踏み出せたら直ぐに次の行動に移ってなるべく早く距離を縮めたい!そう思われる方、焦らないで下さい。
上記の行動を2~3週間程度続けたあとで、次のステップに移るようにしましょう。
焦ってしまうと、せっかく縮めた距離を離してしまいかねませんからね。
次のステップとしては、ゲージの入り口を開け(インコがびっくりしてしまわないよう開ける際にはゆっくりと開けましょう。)おやつを持った手を入り口に置きます。
この時、決していきなり手を突っ込んだりしないようにして下さい。驚いて警戒心が高まります。まずは手の近くにインコから近づいてくれるのを待ちましょう。
この行動も慣れてくると自然と入り口までおやつを取りに来てくれます。これができれば次のステップとなります。
※ 雛から飼育した場合には慣れるまでの時間はさほどかからないかと思います。(もちろん、個体によっての誤差はあるかと思いますが…。)
成鳥になってからでは時間がかかる事の方が多いです…。何事も、根気強く続けることが大切です。
セキセイインコを手のりにするために
インコを飼育してる方の多くは、『手のりにしたい!』と思われる方が多いと思います。次はその方法についてお話していきますね。
早めになつかせたいならばやはり、前文でもお話した通り雛から飼育することをオススメします!
雛は成鳥に比べ、警戒心が薄くいため慣れやすく、手のりにしやすいです。
手の平で餌をあげたり撫でてあげたりする事で『手の上は楽しいもの』だと自然と認識していきます。
ちなみに、成鳥から飼育する場合にはいきなり急接近しようとすると、インコも驚いてしまいます。
そのため、上記でも述べている通り一定の距離を保ちインコから近づいてくるのを待つ方がいいでしょう。
インコが警戒している素振りを見せず近づいても威嚇や逃げる事をしない様な場合には、近づいてみても問題ないかと思います。(初対面では、あまりないケースかと思います。よほど人馴れした環境で育ったインコであればそうでないインコに比べると、初対面でも警戒心は少なく慣れやすいかとは思いますが…。)
また、インコは繊細です。近づく際には驚かせたりするような事や物音をだしたりなどはしない様にしましょう。
また、上記でも、お話している通り、雛に比べ、成鳥となってからでは、慣れるまでに時間がかかります。
個体によっては、数年、数ヵ月かかる場合もあります。急がず、ゆっくりと距離を縮めていくようにしましょう。
まとめ
今回は『セキセイインコのなつかせ方』についてお話させて頂きましたが、いかがだったでしょうか。
ちなみに、あくまでも経験談と数少ない知識の中で記載しておりますため、文書に不備がある場合もあるかと思います。
予めご了承の上、お読みくださいませ。今回、ご覧いただきましてありがとうございました。