ジュウシマツ(十姉妹)の飼い方・餌・性格|観賞用向けの鳥

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古くから子育て上手で知られるジュウシマツ。漢字では十姉妹と書きます。姉妹(家族、仲間)と大勢で暮らしていることから、この名前がつけられたと言われています。そんなジュウシマツの飼い方をご紹介します。

 

 

十姉妹(ジュウシマツ)の飼育環境

室内の温度

ジュウシマツは野生の鳥をペット用に改良した鳥です。

そのため、自然界の厳しい環境で生きてきたわけではないので、極端な暑さ、寒さに弱いとされています。

 

しかし日本でペットとしての飼い慣らされてきているので体は非常に丈夫で、暑さ、寒さにも耐えられるようになっています。

エアコン、ヒーターはあった方が良いですが、あまり過保護になりすぎなくても大丈夫です。

 

 

ケージの選び方

ジュウシマツはペットとして改良された鳥なので、動きが鈍く、飛ぶ力も強くありません。

そのため、カゴの中を活発に動き回るわけではないので、そこまで大きなカゴは必要ありません。

 

しかし慣れていないなどで放鳥できない場合は広いカゴの方が良いでしょう。

もちろん複数飼いの場合は匹数が増えると大きなカゴが必要になります。

 

ジュウシマツも他のフィンチ類同様、巣の中で眠る習性があります。

藁でできたつぼ巣を用意してあげましょう。しかし巣は発情を促しますので、繁殖を希望しないオスメスでの飼育の場合は入れないほうが良いです。

 

特にジュウシマツは簡単に繁殖しますので要注意です。

産卵してから卵を取り出すこともできますが、ジュウシマツにストレスを与えますし、ヒナが生まれてくるはずだった卵を捨てるのは心が痛みます。産卵させないのが一番です。

 

繁殖を希望する場合は、大きめのつぼ巣を用意してあげましょう。

止まり木は鳥かごに付属のものをそのまま使うことも可能ですが、体の小さなジュウシマツには太すぎる場合があります。直径1㎝程の細いものを用意してあげたほうがいいでしょう。

水浴びを好みますので、水浴び容器も用意しましょう。

 

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十姉妹(ジュウシマツ)の性格を知って飼い方を

複数飼いがおすすめ

ジュウシマツは攻撃性が低く、とても温和で飼いやすい鳥です。

他のフィンチ類のように、相手を攻撃したりしません。

 

大勢でいることを好むので、複数飼いがオススメです。1羽だと寂しがらせてしまいます。

しかしオスとメスが一緒だと、飼育下でも簡単に繁殖します。

繁殖させ、生まれてきた子を全て飼うか貰い手が決まっているのならかまいませんが、繁殖しては困る場合は同性の複数飼いにするべきです。

 

 

鑑賞するのがオススメの鳥

ジュウシマツは臆病な性格なので、手乗りにするよりは鑑賞用、繁殖を楽しむために飼う方が向いています。

ヒナから1羽で飼えば手乗りになりますが、ジュウシマツを1羽で飼うのはかわいそうです。

 

手乗りに育てようとは思わないほうが良いかもしれません。

どうしても手乗りにしたい場合、家で繁殖させた子を、人間が挿し餌できるくらいの大きさになったら親から離し、挿し餌をします。

 

1羽ではなく全ての子をこうすることで寂しがらせずに、全羽を手乗りにできます。

仲間と同じ行動をとるのが好きなので、1羽が手に乗ると他の子も乗ってきてくれる可能性が高いです。

 

しかし、ジュウシマツのヒナはとても小さく、挿し餌も温度管理も大変です。

親に任せれば立派に成長できたのに、途中から人間が育てたことで栄養不足になったり最悪の場合亡くなってしまうこともあります。

このようなリスクも考えて、手乗りに育てるかどうか判断してください。

 

 

巣引きが簡単

ジュウシマツの繁殖はとても簡単で日本では昔から繁殖させて楽しむ飼い方がされてきました。

鳥の繁殖に挑戦してみたい方は、断然ジュウシマツがオススメです。

 

ジュウシマツは子育てもとても上手です。

昔から日本では繁殖があまり得意ではない鳥の卵をジュウシマツに抱卵させ、ヒナも育てさせていた程です。

 

ジュウシマツが有精卵を産んだ場合、ジュウシマツに任せておけば孵化し、ヒナもしっかり育ちます。

飼い主は何も手を出さない方がよいでしょう。手伝おうとして行ったことが逆に邪魔になるだけです。

 

繁殖(巣引き)させるためには、必ず大きめの巣が必要になります。藁や木でできた巣を用意しましょう。

一般的には大きなカゴの方が巣引きが成功しやすいですが、ジュウシマツの場合、狭いカゴの中での生活に順応しており、普段飼育しているカゴで十分に巣引き可能です。

 

巣引きを楽しむのはいいことですが、近親交配には十分注意してください。

生まれてきた子供同士を同じカゴで飼育していると、兄弟で繁殖し、異常のある子が生まれてくる可能性があります。子供が生まれたら大人になる前に必ずオスメスを分けるようにしましょう。

 

オスメスの判別は見た目からはできません。

オスのほうがさえずりが上手で、尾羽を上下に振るダンスをします。しっかりジュウシマツの行動を観察し、判別してください。

 

またメスの体への負担を考え繁殖は年一回、多くても二回までにし、3歳を過ぎたらジュウシマツにとっては高齢ですので繁殖させないようにしましょう。

 

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ジュウシマツの餌

ジュウシマツを飼う方は繁殖される方が多いので、通常時の食事と、繁殖期の食事、ヒナの食事もご紹介します。

通常時

普段は他の鳥と同じように、一般的なフィンチ用のミックスシードやペレットを主食にし、副食として青菜、ボレー粉やカトルボーンを与えます。

 

 

繁殖時・子育て時

繁殖を希望するのであれば、健康な卵を生んでもらうために、母鳥に栄養価の高いエサを与える必要があります。

よく使われるのは、アワに卵を添加した「あわ玉」です。

 

ジュウシマツはいつでも繁殖可能ですが、体への負担を考えると春か秋に産卵するのが理想ですので、この時期にはあわ玉を与えるようにしましょう。

また母鳥は卵を作るためにカルシウムの摂取も大切です。ボレー粉やカトルボーンを切らさずに入れておきましょう。

 

ヒナが生まれてからも、親鳥がヒナを育てる場合、ヒナに必要な栄養を摂取させるために産卵前と同じくあわ玉、カルシウムを与えてください。

特に生まれたばかりのヒナのカルシウム不足は脚の弱い子になる危険性があるので注意してください。

ペレットを食べてくれる子の場合、繁殖期用のペレットが販売されているので、それを使うのが一番安心です。

 

ヒナの挿し餌

手乗りに育てるために挿し餌する場合の餌の与え方です。

あわ玉とパウダーフードを混ぜて与えるか、パウダーフードのみを与えます。

 

あわ玉では栄養が足りないので、パウダーフードのみのほうが健康的です。

パウダーフードを60度程の熱すぎないお湯で溶かし、シリンジ(注射器の針がないもの)で与えます。

 

健康で食欲のある子は自分から口を開けてきますので、口の中に少しずつ入れてあげてください。

たくさん入れすぎると窒息してしまうので十分に注意してください。ヒナのそのうが膨れるまで与えます。

 

パウダーフードは必ず鳥の体温である42度位で与えてください。

冷たいと消化不良を起こし、熱すぎるとそのうが火傷してしまいます。

 

挿し餌はヒナのそのうに餌がなくなったら行います。

生まれてからの日数にもよりますが2〜3時間に一回与える必要があります。大変ですがヒナのために頑張って与えてください。

 

いかがでしたでしょうか?一緒に遊んだりはできませんが、仲間と仲良く暮らす姿がとても癒され、繁殖にも挑戦しやすいのがジュウシマツです。

繁殖に興味のある方は、まずはジュウシマツの繁殖に挑戦してみてください。

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