賢いペットとして人気な鳥類ですが、今回はペットで飼うことのできる人気の鳥をランキング形式で紹介します。
ペットで飼える人気の鳥ランキング
1位:セキセイインコ
なじみ深いインコと言えば、やはりセキセイインコが一番です。
性格はお調子者で遊び好き、ご機嫌な時には沢山囀ってくれます。
どの鳥類でもそうですが、雛の時から育てると飼い主さんによく懐きます。
同じゲージ内で複数飼育することもでき、お世話も簡単であまり手間がかからないことも、人気の理由です。
日本の気候に適応しているので一年中外で飼うこともでき、病気にもなりにくい丈夫な種類です。
羽毛の色味も様々な種類があるので見ているだけでも目に鮮やかですが、手乗りにすることでコミュニケーションを取りやすくなります。
根気良く教えると、不鮮明ながらおしゃべりを覚えることもできます。
2位:ヨウム
がっしりとした大きな体のヨウムは、非常に頭が良いことが有名です。
外見は濃淡のあるグレーの羽毛で地味な印象ですが、芸や声真似などできることに関してはほかの鳥類の追随を許しません。
人間の言葉を覚えることはもちろん、足し算ができたりインターホンや電話の声真似も覚えてしまいます。
その頭の良さからか神経質な性格をしており、環境の変化に敏感なようです。
こだわりも多く、ストレスを貯めると毛抜き症になってしまうこともよくある話のようです。
賢いヨウムだからこそ、まるで人間のようにストレスを感じるのかもしれません。
沢山遊んで一緒に生活することで、高度なコミュニケーションをとることができるようになります。
3位:コザクラインコ
まるで花のようなパステルカラーの羽毛を持ちます。
カラーのパターンも様々ですが、黄色、ピンク、グリーンの組み合わせが多いようです。
野生では木の洞を住みかにする性質のためか、飼い主さんの服の中に潜り込むと安心するようでじっとしています。
ラブバードと呼ばれるほど、飼い主さんにベタ慣れしてくれます。
慣れると手のひらでおなかを見せて眠る、ニギコロという行動を見せてくれるでしょう。
呼びかけに答えたり一緒に遊ぶのも大好きなので、飼い主さんを沢山楽しませてくれます。
反面、さみしがり屋なところもあります。
飼い主さんの愛情に敏感なので、構ってあげられないと辛い思いをさせてしまいます。
そのいじらしさやベタ慣れ具合から、コザクラインコを溺愛してしまう飼い主さんが続出しています。
インコのために時間をとって、沢山遊んであげられる人にお勧めです。
4位:オカメインコ
黄色い冠羽に頬紅のような赤いほっぺがトレードマークのオカメインコは、TVなどで時々紹介されることもあるほど認知度は高い種類です。
オカメインコの魅力は外見だけでなく、その穏やかな性格にあります。
その性格のおかげでほかの種類のペットとも仲良くすることができ、他の鳥類との同居も可能です。
おっとりとしているのでインコ特有の攻撃性は薄いようです。
また、臆病でもあるので大きな音や環境の変化に驚いてゲージ内を激しく飛び回る、通称オカメパニックと呼ばれる現象を起こすことがあります。
怪我をしてしまうこともあるので、ゲージ内に必要最低限のものしか置かないなど、注意が必要です。
飼い主さんに慣れるとおやつをおねだりしたり、なでて欲しいと頭を摺り寄せたりと控えめな愛情表現が愛らしいと人気です。
声真似や言葉を覚えることは得意ではないものの、根気良く教えると単語くらいはお喋りできるようになります。
5位:コガネメキシコインコ
出典:釣りと旅行と鳥と家
オレンジ、イエロー、グリーンの鮮やかな原産のブラジルらしい色合いのインコです。
ヨウムほどではないですがお喋りができ、芸達者な種類です。
人懐こく甘えてきたり、そばを離れないなど犬のような性格をしています。
コザクラインコと同じように、ニギコロができるようになります。
遊ぶことが大好きなのでおもちゃでもよく遊びますが、ヒートアップして壊してしまうこともよくあります。
ひとりで遊ぶことも好きですが社交的で甘えん坊なコガネメキシコインコは、飼い主さんとの時間をとても大切にし、どこに行くにも付いていきたいようです。
ペットとしては歴史が浅い種類ですが、最近人気が上がってきた種類です。
6位:ホオミドリアカウロコインコ
出典:なんちゃって写真館
一般にウロコインコと呼ばれるインコの中でも、ペットショップでよく見かける種類です。
その名の通り、鱗のような模様と鮮やかなグリーン、目を引く赤い模様が特徴です。
気が強くほかのペットとの同居は望めませんが、人懐こく愛情たっぷりに懐いてくれます。
ヤキモチを焼くこともあり、家族の内、一人に気に懐いた場合は他の家族を攻撃することもあります。
信頼関係を築き、ベタ慣れした飼い主さんには精いっぱいの愛情を示します。
後を追って付いてきたり、気を引こうと転がってみたり、服の中に潜ってくることもあります。
賢いのでお喋りもしっかり覚えます。
その場に応じて言葉を選んで喋ることができることから、その知能の高さを窺い知ることができます。
おもちゃで一人遊びをするのですが、その知能ゆえにすぐに飽きてしまうこともしばしばあります。
飼い主さんと遊ぶ時も、様々な芸を教えたり遊び方を変えないと飽きてしまうなど、扱いが難しい面もあります。
7位:マメルリハ
インコの中で一番小さいと言われており、カラーバリエーションも豊富です。
人懐っこく、コロコロとした体形が可愛らしく、飼育スペースが狭くても飼えるということから人気があります。
性格はマイペースで気分屋なところがあり、猫のようだと言われています。
小さな体に似合わず大きな声で鳴くので、集合住宅では対策が必要です。
攻撃的な面もあるので、複数飼育は向いていません。
怒らせてしまうと飼い主さんに攻撃することもありますが、あっさりした性格なのでかみついたことを忘れて近寄ってきます。
感情が分かりやすいのも、マメルリハの特徴です。
雛の時から毎日お世話をしてコミュニケーションをとることで、手乗りにすることができますが、お喋りはできません。
8位:文鳥
お世話のしやすさと体の丈夫さは折り紙つきです。
飼い主さんにもよく慣れ、人の手のひらが大好きです。潜り込んできたりすり寄ってきたりと、甘えん坊な面もあります。
和風な色合いの桜文鳥、大福のような質感の白文鳥が人気ですが、改良で生まれた珍しい色味の種類も沢山あります。
個体によって違う美しい囀りは昔から日本の人々に好まれてきました。
繁殖や巣引きが比較的簡単にできるのも、文鳥の魅力です。
9位:アキクサインコ
出典:スプラッシュ狭山日高インター飯能店の店舗情報!!
優しい色合いのピンクを基調としたグレーやホワイト、イエローのポイントがあります。
インコの中ではおとなしい性格で、鳴き声や攻撃性も控えめです。体も丈夫なので飼いやすいインコの一種です。
アキクサインコの魅力は、小さく美しい囀り声です。あまり認知度は高くありませんが、飼ったことがある人のみが知る特徴です。
飼い主さんに慣れることはできますが、他の種類ほどコミュニケーションを好みません。
肩に止まってゆっくりした時間を飼い主さんと過ごすことが好きです。
ベタベタ触られたり手のひらで転がったりすることは嫌がるので、程よい距離感で可愛らしいしぐさを見て楽しみましょう。
10位:サザナミインコ
標準色のグリーンに次いでブルーの人気もありますが、その珍しさからお目にかかれることはあまりありません。
体に黒い模様があり、その名の通りさざ波のように広がって見えます。
大人しく泣き声が静かなので、小さな子供がいる家庭や集合住宅でも飼えるという魅力があります。
飼い主さんに対する好奇心が高く、お喋りも覚えようとします。
サザナミインコ同士の仲間意識が高く、同種なら複数飼育しても仲良く暮らすことができます。
臆病な面もあるので、人間に慣れるには時間がかかることもあります。
しかし一度心を許した飼い主さんには、全般の信頼と愛情を示してくれるでしょう。
インコには珍しく、暑さに弱く寒さに強いという特徴があります。