ペットで人気のインコ。可愛いインコの種類ランキングについて紹介します。
可愛いインコの種類ランキング
1位:セキセイインコ
誰もが一度は見たことのある一般的なインコですが、おしゃべりも得意で手乗りやベタ慣れもでき、カラーも豊富で選べるなど、ペットとしては相当なポテンシャルを秘めています。
飼い主さんの愛情でたくさんの可愛いところを見せてくれるでしょう。
飼いやすく慣らしやすい最も扱いやすいインコで、鳥のペットは初めてという人にもお勧めです。
2位:コザクラインコ
体長約15センチの鮮やかな色合いと白いアイリングが特徴的なインコです。
基本的に明るいグリーンですが、顔から腹部にかけて鮮やかな赤色になっており、目を引きます。
コザクラインコの魅力は性格にあり、一途で愛情深い性格が人気です。飼い主さんに一度慣れると甘え方が激しく、体を擦り付ける、手のひらや服の中に潜り込むなどの行動が見られます。
まさにベタ慣れという様子に骨抜きにされる飼い主さんも多いので、この順位になりました。
尚、本来は攻撃性の強い種類なので、慣れるまでは怪我や破壊衝動に注意が必要です。
3位:ボタンインコ
出典:ボタンインコ
体長は約13センチ、白いアイリングと体のパーツごとに別れた派手なカラーが特徴です。
性格は非常に愛情深く一途で、パートナーと認められると飼い主さんにもかなり懐きます。
ベタ慣れという言葉がぴったりでどこへ行くにもついて行き、甘えて服の中に入りたがるなど、可愛い魅力が満載です。
しっかりインコとスキンシップして可愛がりたい人向けですが、インコも飼い主さんとの時間を大切にします。
遊んでやる時間がとれないとストレスを溜めてしまう傾向にあるので注意しましょう。
飼い主さんの気を引こうと転がってみたり物を壊してみたりと、いじらしい一面を見ることもできます。
慣れるまではかなり攻撃的です。噛む力も強いので血が出るほどの怪我をすることも珍しい話ではありません。
その分、懐いてくれた時の喜びはひとしおでしょう。
4位:サザナミインコ
出典:サザナミインコの鈴
体長は15センチ、体全体にさざ波のような模様があるインコです。グリーン、コバルトを中心に、モーブ、イエローなどの色が存在します。
呼び鳴きは大きな声を出しますが、普段の鳴き声は小さく、他のインコに比べて比較的静かということから人気が出始めた種類です。
破壊活動は控えめで強く噛みつく事もあまりなく、穏やかで大人しい性格をしているのでインコ初心者にもお勧めできる種類です。
飛び回るよりは歩き回る方が好きなので、部屋の中で放鳥しても基本床や机の上を跳ね回って遊びます。
コミュニケーションも取りやすく人間にも慣れやすい、飼いやすいインコと言えるでしょう。
5位:アキクサインコ
出典:スプラッシュ狭山日高インター飯能店の店舗情報!!
体長は約20センチ、スモーキーピンクの羽毛が優しい色合いのインコです。
また最近はブルーやイエローのポイントが入ったものもあり、鮮やかな種類が創出されています。
協調性があり優しい性格をしているので、同居のペットや鳥類とも仲良くできるでしょう。むしろ攻撃されないように注意が必要です。
美しい声で囀りインコ独特の騒々しさはありませんが、スキンシップはあまり好みません。ベタベタ触るのは嫌がるので、肩や手に載せる程度の距離感で接しましょう。
飛ぶのが得意で、部屋の中で放鳥するとよく飛び回ります。
反面、おしゃべりはあまり得意ではないので、言葉を教えたいと思っている人にはあまり向いていません。
臆病なところがあり、大きな声で叱られたり構う時間が減ってしまったりと一度飼い主さんとの関係が崩れてしまうと、再構築するのは大変なようです。
心の距離は付かず離れずですが、コミュニケーションの時間を多く必要とするラブバード系ほどは手間がかからない、アッサリした関係が好きな人向けのインコです。
6位:マメルリハ
体長約12センチの最小クラスのインコです。ブルーやグリーンのカラーが多く、綺麗なパステルカラーと名前の通り豆のように小さなサイズが可愛らしさを引き立てます。
セキセイインコと並んでも、一回り小さなサイズ感が可愛いと人気です。
人馴れも良いので手のひらで仰向けになるニギコロもできるようになるようです。
見た目に反して性格はキツめで気分屋なところがあり、一度怒らせてしまうと強い攻撃性を見せます。気が強いので小さな体でも驚くほど攻撃的に向かってくるので、噛み付かれたり物を壊されることはよくあるようです。
しかし、しばらくそっとしておくと気分が直り、自分から寄ってくるさっぱりした性格をしているので、関係修復にはさほど苦労しません。
この性格こそがマメルリハの美点と言えるでしょう。
7位:ナナイロメキシコインコ
出典:こんぱまる鳥さん図鑑
体長約30センチ、南国の鳥らしい派手な配色のインコです。
特徴などコガネメキシコインコに非常によく似ていますが、ナナイロインコメキシコインコの方が若干グリーンの範囲が広い程度で、生態的にもあまり差はありません。
器用で賢く、言葉も多少覚えます。訓練次第で様々な芸ができるようになるので教え甲斐があり、コミュニケーションとしても楽しめる種類です。
人にもよく慣れるのでニギコロもできますし、高い身体能力でぶら下がりなどアクロバティックな遊びも見ることができます。
声が甲高くよく響くので対策は必要ですが、遊び相手としての実力はかなりのものです。
8位:ヨウム
大型インコであるヨウムは体長が約33センチ、全体的に濃淡のあるグレーと赤い尾羽が特徴です。
何と言ってもヨウムの魅力は賢さでしょう。様々言葉や芸を覚える他、言葉の意味を理解できることが他のインコとの違いです。
その時々で適切な言葉を選んで話すことができ、会話も成り立つというお利口ぶりです。
もちろん手乗りにしてトレーニングすることが前提ですが、覚えの良さも他のインコとは違うでしょう。
寿命は50年で反抗期が1、2度あるという、まるで人間のような育ち方をします。2歳児の感情を持ち5歳児の賢さを持つと言われており、飼い主さんの言動をよく観察しています。
頭が良すぎるが故に繊細なところもあり、環境や接する人間が急に変わるとストレスを感じて毛抜き症になることもあります。
人見知りをしたり淋しさによる不安を感じたりするので、人間の子供と思って接することができる人向けです。
9位:ビセイインコ
出典:ペット生活
体長約26センチのインコで、オスとメスで特徴が異なります。
オスは青みがかったグリーンで腹部が黄色や黄緑色をしており、派手な印象であるのに対し、メスは全体的にくすんだオリーブ色で部分的にグリーンの差し色がある、味のある見た目です。
この他にも品種としてカラーパターンが創出されているようですが、共通するのはオスの鳴き声が非常に美しい事です。
しかしベタ慣れする種類ではなく、飼い主さんとはある程度距離を置いて一緒に暮らすといった、あっさりした関係を望みます。
インコとあまり遊ぶ時間が取れない、ベッタリくっつかれるのは苦手、などの人向けです。
インコ特有の騒々しさではなく、美しい囀りを楽しむことができるので、観賞用としても十分な魅力があるインコです。
10位:シロハラインコ
出典:ウチのシロハラインコ
まだメジャーなインコとは言えませんが、最近人気が出てきた種類です。
体長は約25センチ、がっしりとした体型で瞳は赤みがかった黒をしています。
羽の色のパターンが多く、七色全ての色が存在しているので、ナナイロインコとも呼ばれます。
鳴き声は火災報知器のようで、気になる人にはストレスを感じてしまうような音質です。人の声真似は苦手ですが、電子音や環境音を真似することを楽しむ傾向があります。
基本的に遊び好きで、おもちゃやかじり甲斐のあるものを絶えずいじくりまわして遊んでいます。
執着もかなりのもので、一度気になってしまうと取り上げることは難しく、眼鏡を盗まれたりすることもあるようです。
コロコロと転がって遊ぶ姿が微笑ましく、その様子を楽しむという飼い方がメインになるでしょう。