猫が鳴く理由・意味|発情期・お腹がすいている・遊びたい?

「ニャー、ニャー」と飼いやすい猫も鳴くときがあります。今回は猫の鳴く理由について紹介します。

 

 

猫が鳴く理由・意味は?

お腹がすいてる?

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子猫などはお腹がすいて鳴く、ということがあります。成長期のニャンコは遊ぶと食べるのが仕事のようなものです。

しかしこの時に、鳴くから足りないのかな?鳴いてると可哀想だから・・・とご飯をあげては、猫は鳴けばご飯が出てくるものだと思います。

 

そして飼い主も、あげないと鳴き止まないから・・・とあげてしまう。

このスパイラルは一度陥るとなかなか抜け出せず、気づいた時には肥満に。

 

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ということになります。ここまでいけば、立派な虐待にほかなりません。

ニャンコが大切なら、きちんとその子の月齢、サイズにあった量の食事をあげる。至極当然のことでありながら、何よりも大切な事です。

 

ニャンコ達は自分で健康管理など出来ません。それをするのは飼い主であるあなたの責任です。

キチンと量ったご飯をあげた上でまだ欲しがるようなら、遊んで気を紛らわせてあげます。もしくはひたすら無視をしましょう。このタイミングでオヤツなどは決してあげないでください。

 

 

ケージから出て遊びたい

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子猫にも成猫も共通して、ケージなどから出して欲しくて鳴く場合があります。

ケージに入っているのは昼間お仕事などでいない間や、夜寝る時ではないでしょうか。

 

昼間いない間に鳴くのはわかりませんし、かまわないと思うのですが、夜中に突然大きな声で鳴き始めると寝不足になり兼ねませんし、近所の事も気になりますよね。

しかし猫は本来夜行性の生き物です。夜に活動的になるのはしかたのない事です。

 

病気などではなく、ただ出たくて鳴く場合はその事を頭の隅に置いておいてください。

それをふまえた上での対策ですが、先ほども言いましたように猫は昼間寝て夜に活動をするものです、ですのでケージに入れてしまう前に沢山遊んで疲れさせてあげましょう。

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昼間あまり退屈しないように電動で動くオモチャなどで、人がいなくても遊べる環境にしておくといいかもしれません。

そしてケージに入れたあとは鳴こうがどうしようが、一切無視を徹底してください。

 

呼ばれるように鳴かれるとつい返事をしがちですが、これもよくありません。鳴けば構ってもらえると思ってしまうからです。

そして夜中の無駄鳴きをやめさせるには、小さい時からの習慣が大切です。

 

子ニャンコの時から昼間動いて夜はケージに入ると寝る。鳴いても一切かまわないという習慣を身につけておけば、鳴いても出してはもらえないと、ちゃんと覚えてくれます。

人との我慢比べになってきますが、ケージに段ボールや毛布などを掛けて防音したり夜の間だけ隔離するなど工夫をしてみてください。ですが温度には気を付けてあげてくださいね。

 

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発情期?

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これらに当てはまらないのが、発情期です。発情期の間は、今までおとなしく夜を過ごしていた子も大きな声で鳴くようになってしまいます。

しかしこれも習性上しかたのないことです。ですがこの間は、仕方がないと諦めれる程気楽なものではないですよね。

 

発情期は年に2~3回、期間は2~3週間ほどですが、どちらも個体差があり一口には言えません。

その間鳴き声を聞き続けるのは相当忍耐のいることと思います。発情期の鳴き声をやめさせるにはいくつかの方法があります。

 

 

またたび、睡眠薬、疑似交尾などなど・・・しかしどれも危険性があり、おススメは出来ません。

一番確実なのは、避妊、去勢です。発情期の半年前から手術をしたり、すでに何度か発情期を経験していたりするとタイミング等の問題もありますので、きちんと獣医さんと相談をしてくださいね。

 

そして手術をしても確実に鳴かなくなるかはわからないようです。しかし今最も有効な方法であり、手術をすることによって防げる病気もあります。

そして望まなかった妊娠による、捨て猫や殺処分を避けることが出来ます。手術をしておらず子ニャンコが産まれても、お願いですから捨てたり保健所や愛護センターに連れて行ったりしないでくださいね。

 

 

 

猫が鳴き続けるのをやめさせたい!

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猫は意外とよく鳴きます。それは「みゃっ、みゃっ」と短い声であったり、「にゃ~お」と甘えるような長い声であったり、「シャーーーッ!!」と威嚇をしたり・・・発情期にはビックリするような声量と声で鳴いたりもします。

勿論これだけがすべてではなく、よくよく聞くとそれぞれに抑揚があったり、特徴があり訴えていることも異なります。

 

時には名前を呼んだときや、ふと話しかけた時などに「ニャー」と返事をくれると嬉しいものですよね。

しかし返事以外で鳴くときは決まって何かを訴えています。体調や環境の変化など、人間と同じように感じやすく敏感です。今日はよく鳴くな、と思ったら少し様子を見てあげて下さい。