近年、トイプードルは飼いたい犬人気ナンバーワンの犬です。外を歩けばトイプードルをいっぱい見かけると思います。トイプードルはお人形みたいに可愛らしく、とても飼いやすい犬種と言われています。
そんな人気のトイプードルについて、特徴や飼育方法をご紹介していきたいと思います。
トイプードルの種類と特徴
まずプードルの種類について説明します。トイプードルは犬種の名前ではなく、”プードル”の種類の中の一つです。
プードルには「スタンダード」「ミディアム」「ミニチュア」「トイ」「ティーカップ」の5種類あり、その中の一つがトイプードルです。
これらの違いは成犬になったときの重さや大きさによって分かれます。トイプードルは高さが28㎝以下で3キロ前後を言います。毛色も様々であり、「アプリコット」「レッド」「ブラウン」「ブラック」などどれも魅力的です。
次に特徴ですが、トイプードルは犬の中でも2番目に賢い犬種と言われています。特に小型犬の中では一番賢いと言われています。
その賢さゆえにメリットももちろんいっぱいありますが、その反面、飼い主の立場が下に見られないよう気をつけましょう。下に見られてしまうと色々と悪さをされたりしてしまうかもしれません。
トイプードルの魅力は毛
上記でも述べたよう、トイプードルはとても賢く飼いやすい犬種と言われております。その理由の一つとして、抜け毛が少ないという事が挙げられます。
そのため、飼い主としては掃除がとても楽です。他の抜け毛のある犬種ですと、毎日のお掃除が必要となり、飼い主の負担となってしまいます。
毛が抜けない犬種の為、ひたすら毛が伸びてしまうので定期的にカットをする必要があります。そのため、様々なカットを楽しむことも出来ます。近年人気なのは「テディベアカット」です。
出典:わんわんパラダイス
その名の通り、ぬいぐるみのテディベアみたいになり、とても可愛らしくなります。その他「アフロカット」など、とても愛くるしい姿を楽しむことも出来ます。
出典:動物病院 京都
さらにトイプードルは先天的に性格がよく甘えん坊で、問題行動を起こしにくい犬種です。そのため、無駄吠えも少なく、近所迷惑になる事もあまりありません。
きちんとしつければ、とても共同生活のしやすい犬種と言えるでしょう。トイプードルは賢さや甘えん坊の内面の可愛さだけでなく、外見の可愛さも色々と楽しむことが出来るのも魅力的です。
トイ・プードルのトリミングなどの飼育費用
まず、トイプードル自体の金額ですが、ピンキリです。高額ですと100万なんて仔もいますが、基本的には15万程から購入可能です。
この金額の差というのは、産みのお父さん犬・お母さん犬の血統の良さによって変わってきます。愛犬をコンテストに出したいという方は高額な犬の方が、一概には言えませんが、血統がいい事が多いのかもしれません。
その他には、室内で飼われることの多いトイプードルですので、夏は冷房、冬は暖房を入れっぱなしにしておく必要があります。
なお、留守番をする時などにテレビ等をつけっぱなしにしてあげるとさみしくなくていいかもしれません。
そのため、電気代が今までよりは多少高額になります。我が家は月に大体6千円くらいです。節電の温度内ですので、ものすごく電気代が上がるということはないので、ご安心ください。
餌代については、あまりかかりません。トイプードルは小型犬ですので、食べる量はあまり多くありません。逆に室内犬ですので、ご飯を食べさせすぎると太ってしまい、足腰の負担となってしまいます。
ドッグフードは色々あってどれにすれば良いかわかりませんし、今使っているもので大丈夫なのか不安ではないでしょうか。
そのような方は「売れているドッグフード・値段の違いについて」を読んでから決めましょう。
先ほどトイプードルの魅力でもお話ししましたが、毛が伸び続けてしまうので、定期的に毛のカットが必要となります。
そのため、1~2ヶ月に一回のトリミングをする必要があります。こちらは毎回大体5千円前後かかります。
トイ・プードルの飼い方としつけ
何度も言っていますが、トイプードルはとても賢い犬種です。かといって、「しつけをしなくてもいい」という事ではありません。
しつけは必ず必要です。基本的な「噛まない」「吠えない」とい事を教える事が大事ですが、一番大事なのは飼い主との主従関係と信頼関係です。
まず家の中での立場作りが大切です。お家へ出迎えた時、あまりの可愛さに甘やかしたくなってしまいますよね。
しかし、最初が肝心です。甘やかしたい気持ちをぐっと我慢し、少しずつ「飼い主の方が立場は上」という事を教えていきましょう。
その一つとして、私たち人間の生活は変えないでください。犬に合わせた生活をするのではなく、人間に合わせた生活を犬にさせてください。
簡単に出来る事で言えば、愛犬のゲージの設置場所です。犬が寂しい思いをしないようにと、部屋の出入り口や真ん中に置いてはいけません。
端っこの方に設置し、「人間の生活が一番」と植え付けましょう。
可哀想だから、、、と真ん中などに設置してしまった場合、「私(犬)が一番」と勘違いしてしまい、犬の方が立場が上になってしまいます。
特に賢いトイプードルだからこそ、このような事から主従関係を作っていき、それから「噛まない」「吠えない」しつけをしていきましょう。
最初にきちんと主従関係や信頼関係を構築すれば、そこからのしつけやトイレトレーニングは比較的に教えやすいので、最初の立場作りを間違えないようにしていきましょう。
トイプードルはとても飼いやすくて内面・外見ともに楽しめて、とても可愛らしい犬種です。
家があまり広くなく、吠えたら近所迷惑になってしまうとお悩みの方、抜け毛掃除が面倒な方、犬を飼った事のない初心者の方でもとても飼いやすく、ファッション性も抜群です。
カットの種類もとても多く、他の犬ではあまり出来ないような外見の楽しみ方もあります。飼いやすさだけではなく、その他にも魅力満載で、圧倒的人気ナンバーワンになる理由も分かりますよね。
家族の一員として、とても癒やされる存在であることは間違いありません。是非トイプードルの魅力に触れてみてください。