ペット初心者におすすめの飼いやすい生き物5選

ペットの飼ったことのない初心者向けの飼いやすい生き物について紹介します。

 

ペット初心者におすすめの飼いやすい生き物

 

1位:メダカ

お魚のペットに興味がある人なら、素朴な可愛らしさのあるメダカが飼いやすくておすすめです。

毎日お世話をしていると人慣れしてきて、自分から近づいてくるようになります。

 

綺麗な飼育容器に入れるとインテリアとして楽しむこともできますよ。

最初に用意するものは、飼育容器、エアーポンプ、砂、水草くらいです。適切に飼育すると3~4年生きます。

 

日々のお世話に必要なのは、メダカ用の餌です。メダカは雑食なのですが、市販のメダカ用の餌があれば飼育できます。

あとはバクテリア繁殖促進剤、塩素中和剤があると便利です。バクテリアには、水草や砂の中で増えて水を浄化する働きがあります。

 

塩素中和剤は水道水をすぐに使いたいときにあると便利なものですが、通常は室内で24時間以上置いた水を使用すれば大丈夫です。

メダカと同じくらい飼いやすいお魚としては、アカヒレがあります。こちらもおすすめです。

 

どちらも飼育方法は同じで、お店でも低価格で入手できますよ。(一匹100~200円程度)

一部でお魚マニアさんが作り出した珍しいメダカがいて、そちらは高額で取引されています。一匹1万円以上のメダカが飛ぶように売れているそうですよ。すごいですね。

 

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2位:カブトムシ

飼育が簡単ということでは昆虫ペットもとてもおすすめです。

中でも一番のおすすめはカブトムシ。「ヤマトカブト」とも呼ばれている日本のカブトムシが一番だと思います。

 

オスのY字型の立派な角はいつの時代も子供の憧れの的です。

生態を観察したり、オス同士を戦わせてみたり、友達に自慢したり。子供にとっては大切な宝物ですよね。

 

飼育に必要なものは、飼育ケース、昆虫マット(クヌギなどの朽木を細かく砕いたもの)、エサ皿、昆虫ゼリー くらいです。

オスとメスのペアで飼って繁殖させたい場合は、昆虫マットの代わりに「幼虫マット」と呼ばれる腐葉土を入れておくといいです。

 

カブトムシの寿命は、成虫になってから1~3ヶ月で、冬を越すことはありません。

夏だけのペットということになりますが、もっと長く可愛がりたい人は幼虫から育てることも出来ますよ。

 

幼虫は腐葉土を食べて育つので、霧吹きで適度な湿度を保つだけで餌はいりません。カブトムシの大きさは、幼虫時に食べる腐葉土の質によって決まると言われています。

より大きなカブトムシにするために愛好者の方々が研究を重ねているそうですよ。

 

3位:ゴールデンハムスター

飼いやすい小動物の代表はゴールデンハムスターです。

キンクマハムスターはゴールデンハムスターの改良種なので同じくらいおすすめです。

 

ゴールデンハムスターに比べると、人気の高いドワーフ系ハムスターは若干扱いづらいところがあります。

ですが、しっかり飼育書を読んで飼うなら問題はないと思いますよ。

 

用意するものは、飼育容器、寝床の小屋、餌入れ、給水ボトル、トイレ、床材(チップなど)、回し車くらいです。

餌は市販されているハムスター用のペレットを主食として、おやつに煮干しや果物、野菜などをあげるといいですよ。

 

いつも自分で体を綺麗にしているので臭くないですし、糞もコロコロで乾いているので臭くありません。

おしっこは匂いますが、トイレを用意すれば一か所でおしっこするので、こまめにトイレの砂を換えれば気になりません。

 

毎日の餌と水の交換、定期的な掃除が出来ればいいのでそれほど手間はかかりません。深刻な病気や怪我がなければ2~4年生きますよ。

縄張り意識が強くて多頭飼いはできないので、一匹ずつで飼ってあげて下さいね。

 

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4位:文鳥(ブンチョウ)

小鳥もそれほど手間がかからず、初めてのペットに最適です。

小鳥の中でも一番おすすめしたいのは文鳥です。一番人懐こくて扱いやすいのできっと楽しめますよ。

 

文鳥の中でもいくつか色の種類がありますが、基本種の「サクラブンチョウ」と「ハクブンチョウ」は中でも丈夫だと言われているのでおすすめです。

飼育に必要なのは、まずは鳥かごです。餌入れ、飲み水入れ、止まり木も必要ですが、鳥かごについている場合も多いです。

 

あとは水浴び用のお風呂もあるといいでしょう。餌は、小鳥用の餌、ボレー粉(牡蠣の殻)、新鮮な青菜を用意します。

寿命は一般には7~8年と言われていますが、10年以上生きる場合もあります。最長で18年生きたケースもあるそうです。

 

比較的長生きなので安定して飼い続けられるかも考えないといけませんね。小鳥は社交性が高くて群れで過ごす動物ですので、出来れば2匹以上の多頭飼いの方が良いです。

ひとりぼっちで寂しすぎるのは小鳥にとって幸せな状態とは言えませんし、大きなストレスにもなります。1匹だけで飼う場合は出来るだけたくさん一緒に遊んであげましょうね。

 

5位:ヒョウモントカゲモドキ

爬虫類の中でも飼いやすくて人気の高いのがヒョウモントカゲモドキです。18~25cmの小さな夜行性のトカゲです。

体にヒョウ柄模様がありカラーバリエーションも豊富で可愛らしいので、とても人気がありますよ。

 

飼育に準備するものは、飼育ケース、爬虫類用ヒーター、身を隠せるシェルター、水入れ、床材(砂・土)です。

あとは、表面がザラザラした岩があると脱皮の時に皮をひっかけて脱皮しやすくなります。

 

ショップでも入手できるのであるといいですよ。肉食なので、餌にはコオロギなどの昆虫、ミルワーム、小型の哺乳類などをピンセットで与えます。

虫が苦手な人にはここがちょっときついですね。餌は幼体のうちは毎日あげますが、成体なら二日に一回あげれば十分です。

 

健康な成体は普段から尻尾に栄養を貯めているので、旅行に行く時などに1~2週間餌をあげなくても大丈夫です。だいたい10年くらい生きますが、飼育環境が良いと20年生きたケースもあります。

手間がかからないので飼い続けることは難しくないと思いますが、長年のお付き合いを想定しておく必要がありますね。

 

爬虫類は基本的に一匹ずつで飼うのがおすすめです。虫が苦手な人は草食系のトカゲを探してみるといいですよ。

イグアナ科のサバクイグアナやキタチャワクラは草食系で小柄(30~40cm)なので飼いやすいと思います。昼行性なので紫外線ランプが必要になります。

 

 

ペットを飼うときの注意点

どの動物を飼うにしても、初めての飼育なら頑張っても間違えることはありますよね。でもそこまで気にしなくてもいいと私は思います。

完璧な飼育法なんてないですし、完璧な飼い主さんもいません。経験豊かな飼い主さんだって日々試行錯誤しているのです。

大切なのは引き取った命に責任を持つということでしょう。最後までお世話をすること、どうしてもそれが出来ない時は信頼できる引き取り先を探すことまでは必ずやりましょう。

その決意を胸に、あとはペットと一緒に思い切り楽しい時間を過ごして下さいね。