コウモリの飼い方|飼育に必要なもの|餌・なつくのか

ペットとして飼えるコウモリとしてメジャーな、フルーツコウモリの飼い方を紹介します。

日本に野生で生息しているのはアブラコウモリと言いますが、病気を保有しているので飼育は禁止されています。

保護する場合にも申請が必要になるり、許可が下りないこともあるので注意して下さい。

 

 

ペットとしてのコウモリの飼い方

出典:X-body 好奇心で人生を楽しむ!

飼育に必要なもの

コウモリはぶら下がる習性があるので、上部が金属の網状になっている大型の鳥用ゲージで飼育するのが良いでしょう。

部屋の中で遊ばせることができないなど、運動させることが難しいのなら、ケージはできるだけ大きなものを選んだ方が良いです。

 

餌箱、ウォーターボトルを設置します。

ケージの高さに余裕があるなら、ぶら下がるための止まり木を設置すると良いでしょう。ウォーターボトルはウサギなどの小動物用のものを使います。

 

寒さに弱いコウモリは、冬場は特に保温に気を配りましょう。

爬虫類用のパネルヒーター、保温球、サーモスタットなどで適温の25度を下回らないように環境を整えてあげます。

 

ケージの周りを新聞紙で囲ったり布を掛けたりして薄暗くしてあげましょう。

直射日光は避けて下さい。

 

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餌の与え方

フルーツバットはその名の通り、果物を主食とするコウモリです。

野菜も食べますが、いずれもアクが多いものや匂いがきついものは避けて下さい。

 

果物ではバナナ、リンゴ、キウイ、マンゴー、梨、柿など季節のものを、野菜は火を通したさつまいも、ミニトマト、小松菜、キャベツ等を一口大に切って与えます。

栄養の偏りを防ぐため、できるだけ沢山の種類で組み合わせたいところです。

 

個体の好き嫌いもありますが、好きなものばかりにしない様に色々な物を食べさせましょう。

また、餌から吸収することが難しい栄養素については、ゴートミルク、ハチミツ、ピーポレン(花粉)、ローリーネクター(粉ジュース)などを餌に振りかけて食べさせて補います。

 

暖かい環境で飼育するので、餌が傷みやすくなります。

1日に朝夕の2回に分けて餌を与え、食べ残しは早めに下げてしまいましょう。

 

見た目よりもずっと沢山の餌を食べ、排泄します。

どの動物でもそうですが、体が小さいゆえに餌をやるのを忘れたり足りなかったりすると、突然死に繋がります。

 

成長の具合や大きさで食べる量が変わるので、少し残すくらいの量を目安にして下さい。

飲み水も毎回新鮮なものに取り替えることも忘れてはいけません。

 

 

掃除

排泄物はかなりの量になるので、毎日掃除して取り除いて下さい。

ケージの下に新聞紙を敷いておき、取り替える要領で綺麗にします。

 

餌箱や止まり木も汚れていれば綺麗に洗って下さい。

部屋の中で飛ばせて運動させる場合は飛び回りながら排泄するので、汚れて困るもの、危ないものは別の部屋に移しておく方が良いです。

 

個体差にもよるのですが、やはりコウモリは明るいところが苦手です。

お部屋の中の灯りは薄暗いくらいに落とした方が、よく飛び回ります。遊ばせた後の部屋の掃除は覚悟して実行しましょう。

 

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生活のリズムを作る

ペットとして飼えるフルーツバットも、夜行性の特徴を持っています。

暗い場所では飛び回り、明るくなると眠る、というのがコウモリの生活リズムです。

 

人間と暮らす上で多少のズレは生まれますが、基本的には夜行性と考えて下さい。

ここで注意したいのは、生活のリズムを整えて体調を崩さないようにすることです。

 

ずっと暗いままにしておくと、夜と朝が分からなくなってしまい、眠りのリズムが崩れたり、食欲が落ちてしまうこともあります。

コウモリを診察できる動物病院は多くないので、体調管理の一環として気を配りましょう。

 

具体的には、外が暗くなる頃にケージに遮光性の布を掛けて落ち着かせる、保温球を昼夜兼用の紫外線保温球にする、などが挙げられます。

朝になったら布を取って、明るくしてあげましょう。

餌やり、掃除、運動のために遊ばせる時間を決め、きちっと守ることも大切です。

 

 

コウモリはなつくのか

人間とのコミュニケーションという点では、ある程度できるようになりますが、躾や芸はできません。

毎日献身的にお世話をして話しかけ、撫でてやることで、餌をくれる優しい人間と認識します。

 

フルーツバットは目が発達しており、飼い主さんを見分けることができるので、顔を見て判断できるのです。

呼べば飛んできたり、しがみ付いてくるように甘える事もあります。

 

手のひらが好きな子は、飼い主さんの手のひらでじっとしていたり、指先で撫でられるとうっとりした表情をします。

手から餌を与える事もできるので、早く仲良くなるにはこの方法が一番でしょう。

 

警戒心が強く臆病な性格なので、大きな音や環境の変化に敏感です。

安心して暮らせるように、人通りの少なく静かなところにゲージを設置してあげるのが良いでしょう。

 

 

飼育の注意点

ペットとしてマイナーなコウモリは、治療できる病院が少なく、専用の道具やペットフードがありません。

飼育方法が詳しく確立されていないので、そういった意味では飼育が難しい部類です。

 

しかし、温度、栄養、掃除、そして毎日の生活リズムを守る事で、個人でも飼育が上手くいっている飼い主さんも沢山おられます。

また、コウモリは数千匹のコロニーを作って生活する生き物なので、ペアや家族単位で飼育するのも、1つのポイントになるようです。

これらのポイントを踏まえながら飼育することで、コウモリとの生活を長く楽しめるでしょう。